小説

□ぬこぬこ☆イレブン
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円堂「うん、今日は日向ぼっこ日和だな…ってあれ?」

基山「ここら辺円堂君の匂いがする…!」



くんくん



円堂「おーいヒロトー」

基山「あぁ円堂君っ!!こんな所で会えるなんて…!!」

円堂「そうだな。あ!豪炎寺昨日ぶり!」

豪炎寺「よぅ円堂。…後ろに化け猫が居るけど良いのか?」

基山「豪炎寺許さん許さん許さん許さん」

円堂「別に良いってばよ」

基山「俺放置プレイそんな好きじゃないよ円堂君」

風丸「猫なのに構ってちゃんか」

円堂「お、風丸!珍しい!」

風丸「あぁ、久々に飼い主から外出許可が出てな」

円堂「それで俺に会いに来てくれたのか!嬉しくてヒゲが震えるぜ!」

風丸「いや、吹雪に会いに来た」

円堂「……」

豪炎寺「ヤバい!円堂の背中の毛が逆立ってきた!!」

基山「俺が舐めて落ち着かせてあげれば一件落着!」

豪炎寺「止めろ!逆効果だ!」

風丸「まぁ、円堂にも会いに来たんだけどな」

円堂「……」

基山「凄くシッポが立ちあがリーヨ!」

豪炎寺「分かりやすっ!」

鬼道「…何をやってるんだ?」

基山「あ、鬼道君。マント着けてる」

鬼道「格好いいだろ、特に高いところから降りる時とか」

基山「ペットが飼い主に似るのって本当なんだね」

鬼道「飼い主とお揃いだ」

風丸「お揃い…?」

鬼道「なんだその顔」

円堂「風丸は室内猫だから、鬼道の飼い主見たこと無いんだってばよ」

鬼道「だからってそんな顔…」

吹雪「えっ何そのマント趣味悪っ!」

豪炎寺「言っちゃったよこの子ぉお!」

基山「いきなり現れて爆弾発言…!!」

鬼道「こら吹雪ぃ!屋根の上から降りてこい!!」

吹雪「あ、風丸君。久し振りだね〜」

風丸「吹雪!ようやく会えたな!」

円堂「…おら吹雪っ!もう二度と風丸の視界に入らないようにしてやる!」

基山「…吹雪君!間接的に君のせいで円堂君が怒ったよ!制裁するよ!」

風丸「吹雪ーそっち行っていいかー?」

吹雪「うん、風丸君ならこっちに来れるでしょ?」

風丸「おう…よっと」ぴょん

吹雪「流石風丸君」

風丸「いやー会いたかった」

吹雪「そうだね」

円堂「あいつら一緒にグルーミングしてやがるぅうぅぉお!」

基山「円堂君止めて!シッポが2つに分かれ始めたよ!」

豪炎寺「猫又!?」

鬼道「あいつ…俺の飼い主を馬鹿にしやがって…!!」

基山「何か鬼道君はマントが2つに分かれ始めたよ!?」

豪炎寺「それはさっき俺が破った」

鬼道「ツイン猫パンチ」ぐさぐさっ

豪炎寺「ぎゃあぁぁあ!」ドサッ



吹雪「…下で何か揉めてるよ」

風丸「んー、そうだな」

吹雪「興味無さそうだね」

風丸「今日のオヤツはカニカマが良いな」

吹雪「夕飯はネズミにしようかな」

風丸「…野良って大変だな」

吹雪「自由でいいもんだよ」













オチ何処かしら。
まぁ楽しかったです。

箱入り猫
風丸、鬼道

自由な飼い猫
円堂、基山

野良猫
豪炎寺、吹雪

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