小説

□音無春奈の憂鬱
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春奈「解せませーん!!」

円堂「!?」

風丸「!?」

吹雪「!?」

鬼道「春奈可愛い」

豪炎寺「!?」

春奈「今のアニメは嫌いです!!」

円堂「どうした?いきなり大声出して」

春奈「今のアニメは嫌いです!!」

円堂「それは分かったから」

春奈「最近のアニメはもう意味分からないですよ」

吹雪「僕は音無さんが分からないよ…鬼道君こっち見ないで」

風丸「でも何が分からないんだ?今も昔も変わらない気がするけどな」

春奈「まず違うのは、ポリゴンになった事です」

円堂「携帯獣?」

豪炎寺「確かにポリゴンって居たな」

鬼道「春奈可愛い」

吹雪「ポリゴンってあれだよ。某めちゃめちゃモテモテ委員長とか、某決闘マスターとかの…」

円堂「決闘マスター?」

吹雪「決闘って英語で言うとデュエ」

風丸「それ以上言っちゃアカーン!!」

春奈「あれは本当に止めて欲しいですよ。見てて気持ち悪いですもん。まぁアニメのキャラが生身の人間の如く動いているように見せたいのは分かりますけど、気持ち悪いじゃないですか。あの主線が無い感じ気持ち悪いですよ」

風丸「力説ありがとう」

豪炎寺「何回気持ち悪いって言った?」

春奈「いや本当気持ち悪いですよ」

豪炎寺「さらにプラスワン」

春奈「ポリゴンはアニメ好きを馬鹿にしてますし楽しているんです」

豪炎寺「だったら見なきゃ良いん」

春奈「(ニコッ)」

豪炎寺「ひぃっ!」

春奈「でもこれはまだ良い方ですよ」

円堂「まだあるのかよ」

鬼道「春奈可愛い」

春奈「本当に訳が分からないのは、本業が声優じゃ無い人に声優をさせる事です!」

豪炎寺「あれか。歌手とかが声優してたりするやつか」

春奈「あれはもうメリットが分からないですよね!オープニングとかでそのキャラが歌っているーとか思わせたところで、本編が只の大根役者とか本当萎えますよ!何でその人をチョイスするのか訳分かりませんし、別に声優が歌っても違和感無いじゃないですかっ!!もう本当そういうの頭に来るんですよね!」

風丸「熱弁ありがとう」

吹雪「あれじゃないの?その声優の人を写真とかで見たら、

『わぁ凄いアニメのイメージ通り!』

とか狙っているんじゃない?」

鬼道「春奈可愛い」

春奈「元々声優は顔見せるもんじゃ無いですよ。声で楽しませる仕事してるんですから」

円堂「何か分かんないけど音無凄ぇ」

春奈「ほら、ボカロの歌い手さんも声で楽しませていますけど、顔分からないじゃ無いですか」

豪炎寺「何言ってるか分からん」

吹雪「あー、確かにね。納得」

豪炎寺「納得出来るのか!?」

風丸「でもイナGOのマネージャーにも、そういう人が居たような…」

春奈「10年後の世界なんて知らないですよ!!」

風丸「ばっちり知ってるじゃねーか」

鬼道「春奈可愛い」

風丸「鬼道、忘れた頃にそれ言うの止めてくれないか?」

鬼道「春奈可愛い」

春奈「やっぱり、アニメは声優にやらせなきゃ駄目ですよね」

円堂「同意求められても、困るってばよ」

春奈「キャー!竹内さーん!!」

豪炎寺「しかしアニメの住人である俺達がアニメの話なんて…」

吹雪「違うよ豪炎寺君。僕達がアニメの住人なんじゃ無くて、僕達の生活が勝手にアニメになってるだけなんだよ」

豪炎寺「MA☆ZI☆DE」













春奈ちゃんに俺の気持ちを代弁して貰いますた。え、オチ?あぁ、美味しかったよ。

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