小説

□バダップの優雅な1週間
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ミストレ「よぅバダップ」

バダップ「豆腐の角に頭ぶつけて氏ね」

ミストレ「いきなり酷くね?」

エスカバ「お、何してんだお前ら」

バダップ「エスカバ…」

エスカバ「何その生ゴミ見るような目」

ミストレ「生ゴミwwww」

エスカバ「タンスの角に足の小指ぶつけて氏ね」

ミストレ「何で角ばっかなわけ?」

エスカバ「ところでバダップ、何してたんだ?」

バダップ「日記を書いていた」

ミストレ「へぇ、バダップも日記とか書くんだな。どんなの書いてんだ?」

バダップ「…」

ミストレ「後退りすんなよ、傷つく」

エスカバ「俺も興味があるんだけど」

バダップ「貴様ら人の日記を覗く趣味なんてあったのか…!?」

ミストレ「そういう誤解を生むような言い方止めてくれないかな!?その通りなんだけど!!」

エスカバ「認めんなよ!」

バダップ「まぁ見て良いがな」

エスカバ「何なんだ!?今のやり取りいらなくねぇ!?」

ミストレ「じゃあ遠慮なく」

エスカバ「結局見るのかよ!」

ミストレ「えーと何々…」



月曜日
サッカーの練習をした。
やはりつまらない。

火曜日
明日は80年前に行く。
提督の期待に応えなければいけない。

水曜日
円堂守とサッカーの試合をした。
任務に失敗してしまった。
だが、いつものサッカーと何か違った。

木曜日
提督からこれといった罰は無かった。
1ヶ月間トイレ掃除ぐらいだ。
良かったのか悪かったのか分からない。
円堂守…一体何者だったんだ?

金曜日
明日と明後日は休暇らしい。
願わくは、また80年前に行きたい。
円堂に会って、あのサッカーをもう一度やりたい。
円堂とのサッカーはやはり何か違う。

土曜日
やはり過去に行くのは許されなかった。
オーガの皆でサッカーをしてみたが、何も変わらなかった。
日が増すごとに、円堂に会いたい気持ちも増してくる。
いつかあの試合の時に居た、円堂のひ孫に会いに行きたいと思う。
それ位なら許されるだろう。

日曜日
滅多に休暇なんて無かったから、時間の使い方が分からない。
自室で時間を潰していると、どうしても守が頭に浮かんできてしまう。
俺は一体どうしたんだろうか。
これは…病気なのか?
最近、ずっと守の事しか考えていない。
取り敢えず、守への気持ちを書いてみた。

円堂や ああ円堂や 円堂や



ミストレ「…(・・;)」

エスカバ「…(^_^;)」

バダップ「…(o≧▽゜)o」

ミストレエスカバ「乙女ぇぇぇ!!」

エスカバ「おまっ、『…(o≧▽゜)o』じゃねーよ!?」

ミストレ「完全に恋する乙女になってるよスリード君!」

バダップ「何処が」

ミストレ「全てにおいてだよ!?」

エスカバ「なんか段々と日記長くなってるし!!」

ミストレ「何この円堂守→円堂→守の呼び方の変化!!」

バダップ「それは…名前書く時、短い方が楽…だったから…///」

ミストレエスカバ「ほらぁぁぁ!!」

エスカバ「もう乙女っ!!この子完全に乙女決定!!」

ミストレ「っていうか最後のこれ、明らかにあれだよね?あの松尾さんだよね!?」

バダップ「あぁ、よく分かったな」

ミストレ「馬鹿にすんじゃねー!!」

エスカバ「落ち着けミストレぇぇぇ!」



バダップ「任務成功しました」

提督「『ミストレーネ及びエスカのツッコミ力調査』…よく頑張ってくれたな」

バダップ「同性愛者を演じている自分は、我ながら気持ち悪いものでしヴォェェッ」

提督「ここで吐くなぁ!!」












べっ、別に円堂守なんて好きじゃないんだからな!!
これはあくまでもギャグBLですよ!

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