夢想

□夢が紡ぎだした恋
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おはこんばんちは!名無しです。え?今何してるんだって?ふっふっふ。今私は好きな人を見てたんです!


そう!吹雪さんです。本当カッコ可愛いですよね〜。


ん?好きになった理由?そうですね…確かあの日は…










『大変遅刻っ!近道近道!』

ドンッ

『きゃっ』

「うわっ」

『痛た…あっすみません!』

「いや、僕こそごめん。大丈夫?怪我してない?」

『はいっ大丈夫です』

「そう。よかった…」

『(キュンッ)』










…っていう夢を見ました!
別にいいじゃないですかっベタな展開嫌いじゃないですよ!



「ねぇ」



というか、そういうベタな展開こそキュンってするもんだと私は思うんです!



「ねぇってば」



そりゃ夢がキッカケとか、これこそベタですけど・・・人間こういう感じで人を好きになるんですよね!ベタですけど!あれ、ベタってなんだっけ。



「ねぇっ!」

『ひょおぉぉおっ!?吹雪さん!?』

「さっきから一人で何言ってたの?」

『え?私喋ってました?』

「うん。ベタな展開とか、夢がキッカケとか、人を好きになるとか」



アウチ!一番聞かれたくない人に一番聞かれたくない事を聞かれてしまった!



「まぁいいや。夢といえば僕、名無しちゃんに言いたい事あるんだよね」

『ゆっ夢でも私変な事を!?』

「いや違うよ。前、僕の夢に君が出てきたんだ」

『はぁ…』

「それからずーっと、君が頭から離れなくなっちゃったんだ」

『すみませんご迷惑を』

「だから違うって。ま…簡単に言うと夢だけじゃ物足りなくなったっていう事」

『思う存分パシッてください』

「…うーん名無しちゃんって鈍感でしょ?」

『わかんないです』

「じゃあ言っとくけど君、相当鈍感だよ。僕の告白に気づかないとか」

『そうかー私って鈍か…今なんとおっしゃいました?』

「だからぁ!僕は夢がキッカケになって、名無しちゃんの事が好きなの!!」



夢が紡ぎだした恋



(私も吹雪さんと同じで夢がきっかけなんですよー)
(ベタだね〜)
(吹雪さんに言われたくない)








うーんベタオンパレード!
ベタだっていいじゃない

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