連載

□千葉県
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基山「いやー千葉だねー」

涼野「それは千葉だからな」

南雲「やっぱ千葉に来たらあれだよな」

基山南雲「TDL!!」

涼野「落花生」

南雲「何で落花生」

涼野「千葉は落花生の名産地なんだぞ!?貴様知らないのか?」

南雲「あぁ」

涼野「……」

南雲「笑うなら一思いに笑ってくれよ」

涼野「…………ッ」

南雲「笑えよおぉおぉぉ!!」

基山「まぁまぁ(笑)」

南雲「お前に笑われるとすげぇムカつく」



〜基山南雲のTDL〜



基山「さっすが夢の国。カップルいっぱいだね」

南雲「なんだ只のリア充か」

涼野「私達も今すぐリア充になるか?」

南雲「BL発言やめぃ!」

基山「あっミッキーだ」

涼野「ミィィッキィィィ!!」

南雲「切り替えはやっ!…落花生とか言いながら一番アイツがはしゃいでるな」

基山「でもミッキーだよ!レアレア!」

涼野「ミッキー、一緒に写真撮ろう」

ネズミ「……」



ダッ



南雲「あっ逃げられた」

涼野「何故逃げるミッキー!」

基山「笑顔のまま逃げていったね」

涼野「私の何が悪かったんだ」

基山「多分そんな顔してるからだよ」

涼野「どんな顔だ」

基山「『写真撮ってくれなかったらノーザンインパクト』…みたいな」

南雲「ミッキーの第六感だな」

涼野「ミッキーパねぇ」

基山「取り敢えず何か乗ろう。何に乗りたい?」

涼野「プーさんのハニーハントっていうやつに一票」

南雲「名前からしてほのぼのしてんな」

涼野「きっとこれはプーさんが願いを叶えるため7つの蜂蜜を求めて旅をする壮大な物語なんだ…」ぶるぶる

南雲「お前は一体プーさんに何を求めてるんだよ!」

基山「っていうか聞いたことあるストーリーなんだけど」

南雲「まぁプーさんは却下」

涼野「ク●リンの事かぁっ!」

基山「今のは思いっきり聞いたことあるよね」

南雲「まずスペースマウンテン乗ろうぜ」

基山「あれは『まず』っていうレベルじゃないよ」

南雲「じゃあスプラッシュマウンテン」

基山「splashmountainは落ちる時すごい顔になるからやーよ」

南雲「英語ウゼぇ。ってかお前女子高生かよ」

基山「だって否応なしに写真撮られちゃうんだよ!?それをもし円堂君に見られちゃったら」ぶるぶる

南雲「大丈夫だ、見られる事も無いし心配する必要も無い」

基山「君には恋する乙男の気持ちが分からないんだ!」

南雲「おと…何?」

基山「オトメン」

南雲「なんだそれ」

基山「知ってる?涼野も南雲の前で乙男になってるんだよ」

南雲「は?どういう…」

基山「あれっそういえば涼野は?」

南雲「話逸らすな!」

基山「いやいや真面目に居ないんだけど」

南雲「…迷子なんじゃねーの?」

基山「まぁ…涼野ならあり得るかな」

涼野「残念ながら違うな」

南雲「うぉおいっ!…なんだ…凉野か。ビビった〜」

涼野「チキンチューリップか」

南雲「なんか旨そうに聞こえるから不思議ですわ」

基山「凉野、今まで何処行ってたの?心配したんだからー」

南雲「お前どっちかと言えば円堂の方考えてた癖に」

涼野「三大マウンテン制覇してチュロス食べてきた」

基山南雲「なんだとっ!?」

涼野「楽しかったぞ」

南雲「お、お前だけずるっ」

基山「…閉園時間だ…」

南雲「………」

涼野「さぁ行こう」

南雲「畜生」



〜涼野の落花生〜



涼野「落花生だな」

基山「知ってる」

南雲「つーか落花生のアイスなんてあるのか?」

涼野「フッ」

南雲「あんの!?」

涼野「あるわけないだろう。常識的に考えろ。馬鹿か貴様」

南雲「イラッ」

基山「で、落花生で何すんの」

涼野「特に」

基山「無いの!?」

涼野「ただ言ってみただけだ」

基山「マジかYO」

涼野「取り敢えず食べてみよう」

南雲「…それどっから買ってきた?」

涼野「え、そこのスーパー」

基山「千葉要素ゼロだね」

涼野「ちゃんと千葉産だ」

南雲「ま…食ってみるか」



ぺり…プチッ…パキパキ…



基山「うん…豆は美味しいけど…」

涼野「地味だな」

南雲「これさぁ…千葉の必要あったか?」

基山「次回は青森です」

南雲「いきなりだな」






南雲「つーか結局乙男って何だ?」










少し涼南表現ありましたね。
この2人大好きです。

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