連載

□山梨県
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基山「山梨ぃーっ!」

涼野「山梨ぃーっ!!」

南雲「やまなしぃー」

基山「駄目駄目、平仮名だとクラムボンの方になっちゃうよ」

涼野「そのネタ分かる人居るのか?」

基山「という訳で、今回は山梨県に来ました!」

涼野「山梨県は嘘つきだ!!」

南雲「おおぅ、いきなりどうした」

涼野「『山梨』というのに、山ばっかりではないか!」

南雲「『山無』じゃねーからな!?」

基山「でも実際、山梨県は山が占める面積広いんだよ」

南雲「出た!ヒロトの豆知識!!」

基山「ねぇ知ってる?」

涼野「知らない」

基山「…山梨県の県自体の大きさは全国で38位なんだけど、居住できる範囲は45位なんだよ」

南雲「へぇ」

基山「予想外のリアクションの低さにヒロぴょんびっくり!」

涼野「よし、そろそろいいか。じゃあ山梨といったら?」

南雲「果物ー!」

基山「富士急ハイランドー!」

涼野「全く…ヒロトの話のせいで本題に入れなかったではないか」

基山「えっ、俺のせい?」



〜南雲の果物〜



涼野「山梨はブドウ、桃、すももが生産量1位だ」

南雲「美味いよなー」

基山「という訳で、今回は1年中果物狩りを楽しめる果樹園にやって来ました!」

南雲「えーとブドウ、イチゴ、桃、さくらんぼ…いろいろあるんだな!」

基山「じゃ、レッツ果物狩り!」



涼野「狩りました」

基山「1番大事なとこ省いちゃったよ!」

南雲「最初のヒロトの話のせいでスペース無いんだとよ」

基山「えっ、また俺のせい?」

南雲「取り敢えず食おうぜ」



涼野「食べました」

基山「だから何で省いちゃうのぉ!?」

涼野「最初のヒロトの話のせ」

基山「もうそれ以上言わないで!俺そろそろ泣いちゃうよ!?」

南雲「ブドウは甘味と酸味が絶妙なバランスでいて、ほのかに香る匂いがたまりませんでした」

涼野「桃は果肉が多く果汁もたっぷり、とろけるような食感で上品な香りがたまりませんでした」

基山「何君達グルメレポーターなの?」



〜基山の富士急ハイランド〜



涼野「遊園地ぃぃぃ!!」

南雲「恥ずかしいからはしゃぐなよ」

基山「富士急ハイランドはねぇ、ジェットコースターが凄いんだよ!」

涼野「ジェットコースターだと…!?」

基山「いろんなギネス記録を持ったジェットコースターがあってね、回転数が世界一の『ええじゃないか』に『ドドンパ』…最近は落下角度が世界一の『高飛車』も開発したんだよ!!」

南雲「よく知ってるな…」

基山「俺絶叫系好きだもん」

南雲「マジで!?」

基山「うん、だから来たかったんだよね」

南雲「ん?でも千葉県のとき、そんな事言わなかったじゃねーか」

基山「いやー正直あのジェットコースター物足りなくてさぁ、別に乗らなくても良いかなって!あっはっは!!」

南雲「マジかよ…」

基山「だから早速乗…涼野?どうしたの、やけに静かじゃない」

涼野「っ!いや、何でもないっ!!」

基山「そっか!じゃあええじゃないかに乗ろうよ!」

涼野「えっ!?」

南雲「行ってらー」



涼野「AHHHHHHHHHHH!!」



基山「…まさか涼野が絶叫苦手とは…」

南雲「こっちまで声聞こえたぜ」

涼野「う゛ぇぇぇ、違うっ!少し驚いただう゛ぉぇぇぇ」

基山「むしろ涼野の声の方怖かった」

涼野「ふっ…良い気味だおぼろろろ」

南雲「うわぁぁぁ涼野がお見せ出来ない物体を口から出したぁぁぁ!!」

基山「でもまぁ、面白いから高飛車も乗ろうよ」

涼野「What's!?」



ガタンガタン←上昇中

基山「高飛車は落下角度が121度あるんだよ」

南雲「は!?90度じゃねーの!?」

基山「うふふ…楽しみ…」

南雲「…すいませんヒロトさん、涼野が気を失っているんですが」

涼野「」

基山「…まぁ、気を失っていた方が良いんじゃないかな。あっそろそろ落ちるよ」

南雲「ちょっ、先のレールが見えねーんだけど!?」

基山「落ちるよぉぉぉ!!」



ピタッ←止まリーヨ



南雲「…え?」

基山「止まった?」

南雲「なんだよこれ!?ここで止まるとかマジ勘弁!!」

涼野「…なっ、なんだこれは!先のレールが見えないし、止まっているぞ!?」

南雲「何でお前はよりによってここで起きるんだよぉぉぉ!!」

涼野「いや、動かなくなったから終わったのかと」

基山「あっ動いた!」

涼野「AHHHHHHHHHHH!!」



基山「いやー楽しかったぁ」

南雲「美味しい果物に絶叫マシン!」

基山「余は満足じゃあ〜」

涼野「(^д^)プギャーwwwwww」

南雲「涼野が壊れた…」

基山「そういやさぁ、涼野千葉県で三大マウンテン制覇したって言ってなかった?」

涼野「(^д^)見栄張りましたプギャーwww」

南雲「あーそうなんだ…」

涼野「(^д^)次回は岡山県プギャーwwww」

基山「この子大丈夫?」


















涼野は絶叫が苦手です。
でも千葉県では2人の悔しがる顔を見たくて、見栄張リーヨしました。
基山は絶叫が大好きです。
でも千葉県では別に乗りたい訳じゃ無かったので、いろいろ言い訳して乗りませんでした。

南雲は何も知りませんでした。

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