□どうしたって僕は…
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何がなんだって言ったって

誰がこうって言ったって

何も変わらないんだ

何も分からないんだ

所詮すべては自己満足

結局僕は守られるだけ

結局僕は喋っているだけ

自己陶酔して勝手に決め付けて

「一生懸命がんばった」

って言い張ってるだけだったりして

笑っちゃうよね?僕らはいつも

自分のいいように解釈して

都合のいいよう捨てていくんだ

ゴミ箱に捨てられた自己不満は

膨らんで膨らんで誰もが嫌う悪臭に変わった

無形無像のその悪を

誰が許しを下すのか

誰の格好真似したって

偉人の言葉貰い受けたって

僕は変われない

僕の心に響かない限り

何処の扉開いたって

何の蓋回したって

何処にもなかったんだ

誰も彼もが持っていた

この胸にあったはずの暖かいそれを

僕はどこかに落っことしてきた

胸に空いた大きな穴を

冷たい風が通り抜けた

治らない悲しみの爪あとが

僕のずべてを蝕んだ

誰もゴミ箱には目を向けず

悪臭は嫌われ消されていった

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