ぷよ小説2

□証をあげよう。
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まぐろくんとりんごちゃんの場合。


「まぐろくん、私のこと好きですか?」


「?好きだよ、大好き。世界一りんごちゃんが大好き。……でもどうしたの?りんごちゃんがそんなこと聞いてくるなんて珍しいね。」


りんごちゃんは日頃クールであまりそういったことをあまり口にしないがために僕は少し驚いた。


それに僕は毎日のようにりんごちゃんに愛の言葉を伝えているというのにどうしちゃったんだろう?


「……あのね、何か言葉だけじゃ、納得がいかないときがあるというか…。」


りんごちゃんがぽつりぽつりと話し始めた。


「まぐろくんは優しいし、頼りになるし、一緒にいて楽しい。私も本当にまぐろくんがすきだなあって実感するんです、でも好きだと不安も何故か大きくなって……。」


りんごちゃんの声が小さくなった。


「……不安って?」


りんごちゃんは頬を真っ赤にしたまま俯いた。


「……私がいくらまぐろくんを好きでも…もしかしたらまぐろくんが…他の女の子に取られちゃうんじゃないかとか…。」


思わず動きが止まってしまった。


りんごちゃんがあんまり可愛いこというもんだから。


「りんごちゃん…。」


「な、なんですか!あっ!!呆れてるんですね!分かってるんだから!!」


「僕をそんなに喜ばせてどうするつもり?」


「へ?」


顔をずいっと近づける。


「まっ…ぐろくん?」


「りんごちゃんがいけないんだよ☆僕のことこんなに夢中にさせるりんごちゃんが、ね★」


わけが解らないという表情のりんごちゃんを優越感混じりで見つめる。


そんなりんごちゃんもたまらなく可愛くて。


「りんごちゃん、印をあげる。」


そう言って僕はりんごちゃんの首筋にキスを落とした。そして軽く吸い上げた。


「!!!」


「これでりんごちゃんは僕のもの☆」


軽く抱きつくとりんごちゃんは一気に真っ赤になってしまった。


「まぐろくん!!」


「しばらくは消えないと思うから安心してね☆仮に消えたとしてもまたつけてあげるから大丈夫☆」


「おっ…おバカーーー!!」


きみはずっと僕のもの。


僕の心もずっと君の物。


おわり。


次シグアミです。
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