ぷよリレー小説

□第五章 一致団結?
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「くっ…!なんてことだ…!ウィッチめ…!!」


拳を地に打ちつけるサタンにアルルが冷ややかな口調で言った。


「元はといえばキミがボクのシェゾを勝手に誘拐したからこんなことになったんじゃないか…、覚悟はできてるんだよねえ…?」


アルルの目がいつになく冷たく輝いている。


「アルル…!気持ちは分かるがこらえるんだ!今はシェゾを助けに行くのが優先だ!」


鼻にティッシュを詰めたラグナスがアルルの肩に手を置いて言った。


「う…でも…。」


「アルル…!気持ちは分かるがこらえるんだ!今はシェゾを助けに行くのが優先だ!」


鼻にティッシュを詰めたラグナスがアルルの肩に手を置いて言った。


「う…でも…。」


「アルル!シェゾがウィッチに着ぐるみはがされてもいいっていうのか!?手遅れになったらどうするんだ!!」


「シェゾが…ウィッチに…?」


アルルの脳内妄想…


『うふふ…、シェゾさん、ついに私に全てを捧げる気になりましたのね…!』


『ああ…、ウィッチ…、服だけと言わず、俺の全てを…お前にくれてやる!!』


『あら♪じゃあさっそく遠慮なく頂きますわ★』





「そんなの嫌だーーー!!」


アルルが頭を抱えて叫んだ。


「だろう?だから早くシェゾを助けにウィッチの家まで行くぞ!」


「うんっ!」


「…でもこれはどうしようかな…。」


目線を下へ向けると魔王サタンが体育座りでのの字をかいていた。


「…使えるものは、使おうか…。」


アルルがダークな表情でにやりと笑う。


「あ、アルル…!なんかさっきから怖いんだけど…俺の気のせいかなあ?」


アルルはニコニコと笑顔でサタンに近づき、サタンの肩にぽんと手を置いて言った。


「ねえ、サタン?シェゾを救出するの手伝ってくれるよね?っていうか手伝え!!」


サタンがそんな迫力のアルルに抵抗できるはずもなく…。


アルル、ラグナス、サタンの三人はウィッチの家に向かうことになったのだった。


一方そのころ…。


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