ぷよリレー小説

□第九章 女王様の忠告
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「…で、どうしてこんなことになっているのかしら?」


服を着終わったルルーがウィッチに尋ねた。


「…えーと、まあ大したことじゃありませんのよ。貴重なお休みの時間をお邪魔して申し訳なかったですわ。」


まさかサタンを欺いてシェゾを奪ってきたなどとサタンを溺愛するルルーに知れたらどうなるかわかりきっている。


「…なんだか怪しいわね…、ウィッチ、あなたまさか…!」


どき――――っ!!


ウィッチは宙に跳ね上がる思いだった。


「まさか…あなたたち付き合っているの…?」


「え」



意外なルルーの言葉にウィッチは目を丸くする。


「なんだかコソコソして怪しいし…、さっき服を脱がすがどうとか言ってなかった?」


聞かれていたのがその部分だけで良かった…!!
ウィッチは心底そう思った。多少誤りはあるが…。


「だからってこんな森の中で…あなたがたも意外とやるわね、さすが変態同士ね…。」


ルルーの冷ややかな目線を一身にうけたが、今は自分の命が惜しいのでそういうことにしておこうとウィッチは決めこんだ。


「ほ…ほほほ!そうなんですのよ!お騒がせいたしましたわー!!本当にあの方ってば変態で…!あとでよくいい聞かせますわ!!」


「付き合いには節度を持たなきゃだめよ!」


ルルーにぴしゃりとまともなことを言われぐっとくるがこらえる。


「で、では私はこの辺で…。(早くシェゾさんを探し出さないと大変なことになりますわ…!)」


「ええ、またね。」


ウィッチが箒にまたがって地を人けりした。


「…全く…!一体どこまで飛んでいったの?あの変態は…!!」


一方その頃シェゾは…。


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