桜蘭高校キャバ部

□第4話 マスターせよ!
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-各ペアで行動して下さい-


キャバ部・ホスト部合同の接客練習が始まりました。


環&雛


「では、まずグラスの置き方から!」

「はい」


「このグラスをテーブルに置いてみてくれ。」

環は雛にグラスを渡す

「はい!!」
(いつも通りにすればいいよね)

つい、いつもの癖でグラスの下に小指が来る
そして、そのままテーブルに置いた


「だ、、、完璧だ!!」

私の手を握る環先輩
じっと私の目を見つめ

「完璧だよ雛君!!」
ぎゅうっと抱き締められた
私はこの状況が理解出来ず目をパチパチさせていた

「「殿ー?な何やってんの」」
光君と馨君が気づいて皆も気付き始めた
ここで目を覚ましたのかやっと解放された

「ハッ!すまんいつもの癖でな・・・
あ、えと癖と言ってもその」


あたふたする環に
「え、何言ってんの?」
と双子が呟く


「何を言うか!こう言う事をした後に、癖がどうのとか言うと俺が変体に思われるだろうが!!」


「そんなこと言っても」

「もう遅いよ。」


「「ホラ、あれ」」
双子が指を指した先には
雛とハルヒの姿


「あの先輩はね、セクハラしたりしてね
キス魔と呼ばれた事もあるんだよ
だから、気を付けてね?」

「ハルヒ!それはどういう事だ!!
そんなの俺が変態みたいじゃないか」


私は納得して
「そっか、変わった人なんだね♪」
悪意の無い笑みで言った


「雛君!?」

 
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