桜蘭高校キャバ部

□第5話 営業開始
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営業開始15分前




「皆さん今日はキャバ部の初営業!
気を引き締めて頑張りましょう
後、今日失敗すれば今後の営業のさしつかえになりますわっ
失敗は許されませんわよ」

目が炎みたいにメラメラと燃えて
れんげちゃんはすごく気合が入ってる



「「「ラジャー」」」


みんなも敬礼までして…
すごい気合…でも…私はぶっちゃけこのノリについていけない・・・


「それでは行きますわよっ!」


行くって…何処に?

「キャバ部モットー1」
れんげちゃんは指を一本立てて決めポーズをして…


「優しく 可憐に 女らしく!
はいっ繰り返してー」

これはもはや運動部のノリでは…?


「ほらっ西城さん繰り返して!!」


『はっはいぃ!』

返事をするときに声が裏返ったけど気にしてはいられない


「紗代さん、少し声が小さいのでは?」


れんげちゃんは、先輩にも容赦ナシだ



でも、先輩に注意できるって

なんか…すご・・アレ?私何言ってんだろ?



「もう営業5分前なので
今日の指名客リストをお配りします」

れんげちゃんからパサッと白い紙を手渡された
そこに書いてあるのは私を指名してくれているお客様の名前

私を指名してくれる人がいたんだ…
そう思うと心が弾む


手渡された紙をみて私が感動していると

「今日の指名率NO.1は…
雛さんですわ!」


あ…こんな事まで公表しちゃうの?
でも、なんだかちょっとくすぐったい///
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