極上生徒会部屋
□Are you happy?
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今日は和泉と私で休日デートをした。
いつも見られない色々な和泉が見られた気がして、凄く嬉しいんだけど…。
「あと…30分くらいで帰らなきゃね…」
和泉の呟きで携帯の時計に目をやると。
「もう…6時だったんだ…」
最近は日が長くなったので、まだ明るい。
少し前までは、淡い夕焼けの後、すぐに暗くなってしまっていたのが嘘のようだった。
「…公園行きたい」
そっと私の服の裾を掴んで、珍しく照れながら言った和泉。
可愛いなぁ…。
「いいよ、行こっか」
丁度近かったし、何より和泉の願いを聞かないわけにはいかないし。
和泉の頭を撫でながら、私は微笑む彼女を見て、改めて幸せを感じることができた。
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