極上生徒会部屋
□Web拍手SS
1ページ/2ページ
放課後の歩×香
*****
最近は日も長くなり、穏やかな日々が続く。
特に夕方の落ち着いた時間が私は好きだった。
だから、大好きな人が来るのを待つのはそんなに苦にはならなくて。
いや、大好きな人なんだから元々苦にはなってないんだけど…。
門の前。
ふと、いつしか俯いていた顔を上げてみれば、そこに。
「桜梅さん!!」
私を呼ぶ声、走る姿。
「和泉!!」
私は笑顔でお出迎え。
「ごめんね?遅くなっちゃって…」
必死に謝る和泉。
私に対して頭なんか下げちゃって、和泉らしくもない。
…唐突に、少しだけ、意地悪したくなった。
「やだ。許さない」
「へっ…?」
どうしちゃったの桜梅さん、と言いたげな困惑の表情に、笑いを堪えつつ。
「…じゃあ、許すかわりに…ひとつ言うこと聞いて?」
「えっ、うん…」
訳の解らなそうな笑顔が可愛い。
「目、閉じて」
素直に応じる貴女。
そっと唇を重ねる私。
「…へ…?」
ぽかんと口を開けっぱなしの和泉。
段々と、赤く染まる頬。
*****
改めて変だなぁと思いますよ。
こんな感じの駄文しか書けませんので(笑
精進したいです…。
・