*テニスの王子様*
□音の欠片は大きな愛へ
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夏の生温い風の通り道
テニスコートの傍にある木の下は、あたしのお気に入りの場所。
歌うのが好きなあたしは毎日ここで歌って帰る。
テニス部は賑やかだから、歌っても誰にも気付かれない。
それに―
蔵「こらっ、金ちゃん!!」
大好きな彼の声がする
彼にあたしの声は聞こえていなくても…
いつか、精一杯の"愛"を伝えたい
音の欠片は大きな愛へ
(大好きです。)
((今日も聞こえたわ…誰やろ。綺麗な歌やな…))
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