*テニスの王子様*

□記憶のカケラ
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蔵「なぁ…あかん?」



あたしの知ってる彼は、こんな人じゃなくて



蔵「優しくするから」




違う
そうじゃないの
もっと…もっと優しく





何も話さない沈黙がやけに怖くて




コクリ―




頷くことしかできない


震えるあたしを抱きしめ、ゆっくり押し倒す




昔はこんなのじゃなかった
優しい先輩で、よく話しかけてくれて
あれは…あなたじゃかったの?








記憶のカケラ
(あたしの知ってる彼はもう居ない)




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