企画

□弟はヒーロー
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私には一つしたの弟がいます。
名前は名無しさん。
とっても不良なんです。

「また、喧嘩してきたの?心配だからダメって言ったじゃん!!またお母さんに怒られるよ!?」
『うっせぇーな!!珠理奈には関係ねぇだろ!!』
「一応、お姉ちゃんなんだけど!!」

このように、毎日遅くまで喧嘩に明け暮れています。
カッコイイのに、毎日毎日喧嘩してるおかげで町でも有名な不良に。。。

「そんなんじゃ、いつまでたっても彼女できないよー」
『お前!!』
「キャー名無しさんが怒ったー!!」
『何がキャーだ!!怖がってねぇくせに!』

睨まれるとガチで怖いんですけどね。

「名無しさん!!帰って来てたの??」

あ、この世で名無しさんがもっとも苦手な人。
お母さんの登場です。

『げっ!!やっべ!!メンドくせぇな』

そんな言葉を言いながら、早足で部屋に入っていった。

「珠理奈!名無しさんは?」
「あー、またどっかいったよ」
「はぁ、あの子は、、母さん心配で」
「大丈夫。すぐもどるって」
「そう」

絶対納得するはずないんだけど、そのまま部屋にお母さんも戻っていった。
しばらくたつと名無しさんの部屋の扉が開く。

『姉ちゃんサンキュー』

すっごい笑顔。
うん。多分私だけが知ってると思うんだよね。
すっっっっっごく可愛い顔で笑うんだ!!

「どういたしまして」

名無しさん以外にカッコイイ人なんていないいと思うんだよね!!
だから、恋人とかできないんだよー。
彼女が出来たって名無しさんのこと一番知ってるのは私だからいいもんね!!
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