マジすか学園

□Sense of smell
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ガチャッ

前「おたべいる?」
洋「おぉ!敦子!!!おたべなら奥の部屋にいるぜ!!久しぶりだなー!俺と一緒にご飯でもいかねぇか?」

抱きつこうとする洋ランだが、

前「いや、学校きたばっかだし」

華麗にスルーされるのであった。
あからさまに肩をガックリ下げる洋ラン。

尺「まぁまぁ。洋ランにはあたしがいるじゃないか!!」
洋「あつこぉぉぉぉ」
尺「無視すんなよ!!」

なんとか洋ランを元気づけようとするも撃破される尺。

前「おたべ?」
お「なんや?」

部室の奥で休むおたべに声をかける。

前「おたべにきy「おいおい!!変な奴が階段登ってきてるぜ!!!」

慌てて入ってきたヲタにその場にいた全員が目を向ける。

ウ「なんか、手が血まみれでよ!!」
ア「ゲキカラの再来見てぇな奴」
バ「もうすぐ来るぜ!!」
ム「・・・・!!」

かわるがわる話をするホルモンのメンバー。

ヲ「何か、首に黒い首輪してて!!」
お「(黒い首輪・・・)まさか」

だん!!

『おたべ!!』

勢い良くドアを開けそのままおたべのもとへ歩こうとする。

洋「なんだテメェ?」

塞ぐように立ちはだかる洋ラン。
しかし、洋ランより大きいせいか睨みが効かないようだ。

『お前にようはねぇ。どけ』

洋ランを退けておたべのもとへまた歩を進める。

『おたべ!!』

嬉しそうに抱きつこうとする。
周りからは、尻尾が見えてるようだ。

お「待て。駄犬には興味ないわ。なんやその手は」

自分の手を見る。

『あぁ。匂いが切れちゃってよ。あんな布切れ一枚で耐えきれるわけないだろ?そんで、匂い探ししてみたんだけどやっぱおたべじゃなきゃ無理!』

笑顔で再度抱きつくことに挑戦してみる。

尺「まてまてーい!!君は何者なんだ!!二人で話を進めるな!!」

今度は尺が二人の間に割って入る。

尺「まず、二人の関係と名前を言ってくれ!!」
『えーと、、名前は名無しさん。おたべの前の学校で一緒で、飼い主とペットみたいな感じ』
ヲ「どういうことだ?」

全員が頭に疑問符をだしていた。

お「こいつは異常なんや。血の匂いが好きでな、喧嘩したら再起不能になるまでやり続けるんや。せやけど、それに代わる匂いがあれば・・・」
前「大丈夫ってことか・・」
『お、あっちゃん』
洋ラン「どういう関係だ?」

前田のことがいちいち気になるようだ。

お「とりあえず手から洗って、それからや」
『はーい』

渋々と行った様子で手を洗いにいった。

『めんどくせーな。何で洗わなきゃいけねぇんだよ』
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