マジすか学園
□Sense of smell
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やれやれ、水道の水は冷たい。
血で濡れてたほうが暖いなぁ。
ダメだダメだ。
おたべに捨てられてしまう。
『ちべてー』
まぁ、もらしたからといって暖かくなるわけでもないけど。
「見かけない顔っすね」
ちっこい変な奴が話しかけてくる。
『まぁ、転校してきたばっかだしな』
ニヤニヤしながら話しかけてくる。
『で、誰?』
「あっしはねずみっす。あんたは?」
『僕は、名無しさん』
何となく匂いを嗅いでみる。
すんすん。
ね「な、何してんすか??」
『お前・・・・』
困惑するねずみ。
『結構可愛いやつなんだな』
にへーっと笑ってみせる。
ね「な//」
「何をしている?」
首根っこを誰かにぐいっと持ち上げられる。
『匂い嗅いでただけだ』
「ほぅ」
ね「センター、私は大丈夫だ」
ねずみが言うならといってはなしてくれた。
とりあえず、センターとよばれたそいつの匂いも嗅いでみる。
すんすん。
セ「ん?」
訝しげに見てくる。
『熱いな。お前みたいな奴嫌いじゃねぇぜ』
セ「それがどうした?」
『タイマンが美学か。。。。じゃっ僕はおたべにハグしに行きたいからバイバーイ』
走り去っていく。
セ「何で、、、わかったんだ?」
ね「さ、さぁ」