今回は、1ページから SP×白雪姫
6ページから 特捜×親指姫になってます。
〜SP×白雪姫〜
むかしむかし、とても美しいけれど心の醜いお妃がいました。
お妃マリコは魔法の鏡を持っていて、いつも鏡に向かってこう尋ねます。
マリコ「可愛い鏡クン。この世で一番美しいのはアタシよねぇ?」
すると魔法の鏡はいつもこう答えました。
真壁『それは女王さま、あなたです。あなたこそが、世界で一番美しい』
お妃はその答えを聞いていつも満足するのでした。
やっと役が回って来たのに鏡役という可哀想な真壁くん・・・
真壁「本当ですよ。○○さんの側に居たかったなぁ」
まあまあ・・・
そんなある日、お妃がいつもの様に魔法の鏡に尋ねました。
マリコ「可愛い鏡クン。この世で一番美しいのはアタシよねぇ?」
すると魔法の鏡は
真壁『それは女王さま、あなたです。あなたこそが、世界で一番美しい。けれども・・・』
マリコ「けれども?何なのよ?」
真壁『・・・けれども、世界で一番美しいのはあなたの娘、白雪姫です』
と、答えたのです。
お妃は白雪姫の二度目のお母さんです。
マリコ「なっ、なんですってぇ!あの小娘〜」
これを聞いたお妃は悔しさで夜も眠れなくなりました。
マリコ「許せない!世界で一番美しいのはアタシなのよ。絶対に許せない!」
そしてお妃は家来の狩人を呼んで、こう言いつけたのです。
マリコ「白雪姫を森に連れて行って殺してきなさい!」
水戸「!!! ・・・姫さまをですか?」
マリコ「そうよ。そして殺した証拠として、あの子の心臓から出た血でこのハンカチを真っ赤に染めてきなさい」
水戸「しかし・・・」
マリコ「早くお行き!」
狩人は仕方なく白雪姫を森の中へ連れて行きナイフを抜いて、白雪姫の心臓に突き刺そうとしましたが殺す事は出来ませんでした。
そこで狩人は白雪姫に全てを話すとこう言いました。
水戸「○○さん早く逃げてください!森の奥深くへ行き、もう二度と城に戻って来てはいけませんよ!」
○○「水戸さん・・・」
白雪姫を逃がした狩人はイノシシを仕留めると、そのイノシシの血でハンカチを真っ赤に染めてお妃のところへ持って行きました。
お妃はハンカチを見ると、白雪姫が死んだと思って大喜びです。
マリコ「オーッホッホッホ。これで世界一美しいのはこのアタシよ」