*ao-ex ss*

□愛の起源
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自分の中で何度も兄さんを犯してきた。
でもそれはもっと、優しく、真綿で包むように、壊れ物を扱うように、行うつもりだったのに・・・自分はなんて愚かなんだろう。
現実はこうも違う。僕は最低だ。

わき腹に引っかき傷を作り、胸には幾つもの鬱血を残した。
でもそんな浅い傷はすぐに薄くなり、跡形もなくなる。まるで自分のする行為を認めないかのようで、僕は躍起になってその行為を繰り返した。

「ゅ、き・・・痛ぃ」

手首を縛ったTシャツの下で顔を隠しながら、兄さんは泣いているのかもしれない。
そんなことは関係なかった。いっそ許されない行為なら、兄さんの身体に僕を刻み付けたかったんだ。

ジャージを無理やり下ろすと、そこには明らかに勃起した兄さん自身がいた。こんなに、乱暴に扱っているのに兄さんのソレは明らかに快楽を得ていたのだ。

「兄さんのここ、ちゃんと反応してるよ?」

行為を始めてから最初に喋った言葉がこれだなんて、さすがに自分でも最低だと思う。
兄さんは何の返事もしないまま、聞こえてくるのは嗚咽だけだった。

僕は兄さんの今だ幼いソレを一気に口の中に咥え込んだ。

「ひぁっ!!」

ねっとりと舐め上げ、鈴口に舌を這わせれば兄さんは腰をガクガクと震わせ、絶頂の寸前まで高まる。
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