非現実世界
□第三回 国と将軍
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「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
真っ逆様に落ちている闘悟達。
羅紋はすでに気絶。
ただ啓汰は楽しんでいる。
「うひゃっほう!」
啓汰が言う。
「いや何が?俺達死ぬかもしんないんだぞ!」
と、すこしキレがあるツッコミをする梨空。
やはり羅紋とは違う。
「まあ、俺にまかせな!」
言ったのは啓汰だ。
「重力転換!」
啓汰が言うと、重力がなくなり、やがてプカプカ浮き始めた。
これが無重力状態と言うやつだ。
足ついても羅紋がまだグッタリしてるので闘悟と啓汰が
「トウ!」
おもっきし腹を蹴った。
「ぐはァァァァァ!」
言って吹っ飛ぶ羅紋。
軽く吐血している。
「いや、あんたら加減を知れ!冒険する前に死んだら元も子もないから!」
梨空は言うが彼もおもっきし腹を蹴っている。
「いや、まてこらぁぁぁぁぁぁぁ!梨空は説得力無さ過ぎたがらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!てーかなんだ?リンチか?リンチかこのやろー!!」
軽く吐血している羅紋。
「黙れ。消されたいカ?」
マークがキレる。
最早鬼にすら見える。
「すいませんでした。」
まあ羅紋が謝るのが普通だよね。