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□願い
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「ドンへ!兄さんは、もう 寝たいぞー」



「えー!!なんで?なんで?まだ話終わってないよ。イトゥク兄ー」


「ヒョクの話は、充分兄さんに伝わったぞ。明日早いしドンへも早く寝ろー」



「えっ!えっ!ヒョンーヒョンー最後に聞いてほしい事があるの!すぐ話おわるからー(泣)」




「ん、じゃあ言ってみろ!」


「うん♪今日ねヒョクがね俺のね新しい靴ねカッコいいってね!!!へへへってあれ!?」



「…ぐー



「ヒョン?寝ちゃった?………お休みなさいヒョン。」



あぁ、俺は日を増すごとにヒョクへの愛が高まってる。



この愛は、どこまで高まるんだ。

その前に俺の心が壊れちゃいそうだ。


もう我慢の限界が来てる。

愛しくて愛しくてしかたがない。



ヒョクと出会った時から俺は、ヒョクの事すぐ大好きになった。



もっと話したい。もっと仲良くなりたい。そんな事を毎日思ってた。



踊ってる時のヒョクは、かっこいい。

普段、無邪気に笑ってる時のヒョクは、最高に可愛い。



なぁヒョク、次は俺我慢できないかもしれない。



1度だけヒョク、俺に大好きだって言ってくれたな。




正直泣きたくなった。

嬉しいのと苦しいのが同時に心を押しつぶされた。


どうしようもない愛しさに
俺は、ヒョクから逃げたくなった。



だから、あまりヒョクに近づかないようにした。



だって、俺何しちゃうかわからないもん。




でも、俺に泣きながら告白してくれたな。




俺は、自分を情けないと思った。



だって、逃げたんだもん。最低だろ。


ヒョクは、真っ直ぐ俺に立ち向かってくれた。



やっぱりヒョクは、かっこいいよ。



だから…だから…今度は、俺が立ち向かう番だよ。




俺は、もう我慢の限界だー。




あー!ヒョクとキスがしたいー!!!!




「ドンへ…もう付き合ってるんだからキスぐらいさしてもらえ!」



「わっー!ヒョヒョ…ヒョン起きてたの
てか…なんで?俺がヒョクとキスしたいってなんでわかったの?
心の中で、思ってたのに…」




「ドンへ〜?ドンへの心は、口と繋がってるのか?
全部口にだしてたぞ
うるさくて、兄さん眠れないぞ。」




「ご…ごめんなさい。ヒョン(泣)」


ドンへは、シュンとなった。



それを見たイトゥクは、クスッと笑い



「ドンへ〜兄さんは、応援してるぞ〜」




と言って、目を閉じた。



ドンへも、うんと大きく頷いて目を閉じた。


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