犬かご
□花
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まだ肌寒さが残る季節。
かごめはいつもより早く、布団から身を起こす。
犬夜叉もそれにつられて目を開けた。
「あ、犬夜叉。ごめんね、起こしちゃった?」
「いや、いいけどよ。こんな早くからどっかいくのか?」
「あれ、言ってなかったっけ?隣の村にお祓いに行くのよ」
身支度をしながら、かごめが言う。
「一人で大丈夫なのかよ」
「大丈夫よ!慣れてきたところだもん」
身支度を整えると、かごめは行ってきますと言って出かけて行った。
【花】
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