青の祓魔師

□「かまってほしくて」勝志摩
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「なぁ〜坊‥」

「今勉強しとんのや、静かにしぃ」

先程から二人の会話は決まってこうだった

子猫丸は買い出しに行き今はいない

この所二人っきりになることが余りなかったため
志摩は今しかないと思い立ち勝呂に話しかけるが素っ気なく返されてしまっていた


なんや坊‥かまってくれてもええやん…


じっと勝呂の背を眺めながら心で思った
だがそんな気持ちも知らず勝呂はノートへと目を向けていた‥

志摩は少し悲しくなり勝呂が目を向けていたノートを横から取り上げた

「っ?!志摩なにして、‥」

勝呂が振り向いた先には涙目の志摩がいた

「…坊が‥かまってくれんのが悪いんや」

ノートを片手に持ちもう片方の手で目をこする

その姿を見て二人っきりになるのが久しい事を思い出す

「…志摩、ノートかしぃ」

手をさしだしそう言うが

「…返したらまた勉強しはるんやろ‥」

そう言ってノートを持つ手に力が入る

勝呂ははぁとため息を吐きだし違うと否定の言葉をいい言葉を続けた

「‥志摩がノート手に持っとったら邪魔で何もできんやろ?」

「…ッ//」

そう言われ顔が熱くなるのを感じ志摩は少し考えたあと素直にノートを返した

勝呂はノートを机へ置くと志摩に詰め寄り唇を重ねた


―おまけ―

その頃の子猫丸は…

子猫丸:…あかん、中に入れへん;;


扉の前で立ち往生していた。

〜END〜


志摩が拗ねるのかわいいと思いますvV

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