世界一初恋

□「風邪には気をつけて」 雪木佐 
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「(…頭が痛い…)」

木佐はズキズキと痛む頭を抑えながら原因を考えた


昨日までは大丈夫だった別に何もしてないし、すぐ寝たし…


考えるが分からずまぁ頭痛だけだからとそのまま無視し仕事にはげんだ…


―翌日―

ピピッピピッ

「…ケホケホッ…38℃‥」

昨日の頭痛はこれの前触れかと思いはぁとため息を吐いた

仕方なく電話をし休暇をとったがその後動く気力さえなくなり布団へ寝転んだ

「……。」

シーンと静まりかえった部屋の中
だんだん心細くなるのを気付かない振りをし潜っていた

そんな時玄関のチャイムがなった。


…今は動きたくない…

そう思っていると誰かが入って来た。


―玄関の鍵…閉めてあったよな?―


じゃあ誰がと思っていると足音はどんどん近づいてくる

身構えていると部屋の扉が開いた

「木佐さん起きてたんですね、大丈夫ですか??」

「えっ…あ、今のところは大丈夫。ってなんで雪名がここに?」

そう聞くと理由は簡単で営業に来た横澤から聞いたと言う

「なんで最初に教えてくれないんですか、すぐ駆けつけるのに」

「だって雪名に移したら悪いし…」

「そんなこと気にしなくていいんですよ」

そういって頬を撫でてくる手が少しひんやりしていて気持ち良くだんだん疲れたのせいもあり眠りに落ちていった

「早く元気になって下さいね木佐さん」


―END―

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