First

□ねぇ、 裏
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-HarunaSide-


夜9:00.

仕事終わりに
ニャロ家に
麻里子が
遊びに来ていた



陽:「ねぇ、麻里ちゃん」



篠:「んー?」



鏡を見ながら
メイクをしている
麻里子は
鏡をみたまま
返事をした。



陽:「ねぇ!」



篠:「なぁに〜」



まだ、鏡を見たまま



陽:「ちゃんとこっち向いてってば」




ようやく
麻里子が振り向いた



篠:「もーどうしたのニャロ?」



振り向いた、
といっても、
もうメイクが
終わったから




陽:「だって、最近相手してくれないし、うちきても仕事のことばっかだし」



今、メイクを
していたのも、
次の衣装に合う
メイクを研究していたのだ




篠:「いや〜これどうしても明日までに完成させなきゃいけなかったら…。もう終わったって!」



にこっと笑って
立ち上がった



篠:「ニャロ、お風呂かして!」



陽:「あ、ね、麻里…」




パタン



麻里子は
気づかず風呂場へ
消えていった


ねぇ、麻里子…


麻里子にとって、



私は  何…?
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