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□跡部景吾が庶民にチャレンジ!
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夏!夏休み真っ盛り!


と…言っても、部活の忙しい俺様達にとって休みなんか無いのが当たり前。が!!俺様には休みなんか無い方がいい。
と言っても部活に限り…だがな。アーン?何故かって?それはマネージャーの麗奈がいるからだ!アイツは部活の癒しだな!いや、オアシスと言ってもいい!!まぁ、部活なんざ苦でも無い・・・しかし、俺様にとってオアシスであるには代わり無いがな!が…。そんなアイツの俺様でも手に負えない事を起こす事がある。それは数日前の事…

俺達レギュラー陣はカラオケに行ったんだが…。……いや、もっと前だ!!あのやろ…いやいや!そんな言い方…あ、じゃあ、あの子?違う!俺様のキャラじゃねぇ!!って!!何言ってるんだ!俺様は!あー…話を戻そう。俺様が電車に乗れないだろうとかほざいたのが始まりだったな。麗奈のやつ、それで庶民や、一般的常識を俺様に教える為とか言い出した。チクショウ!そんなに常識無いように見えるのか!?この俺様が!?チクショウ!!
部員のやつらまで散々バカにしやがって・・・まぁ、全員に一発ずつ拳骨かましてやったがな。その後、何故かカラオケは行ったことがあるのか?的な話になって、カラオケに行ったとなるわけだ。な?俺様も苦労してるんだ。なのにアイツは遊んでるらしいな・・・ハハハ・・・この俺様もそろそろバカにされる訳にはいかねぇ・・・今度こそ普通に二人で出掛けて見せるんだ!!!せっかくの夏休みだからな!!・・・あ?なんか話が変わってる気が・・・ハッ!気のせいだ気のせい!!
さて、アイツをデートに誘いたい訳だが・・・生憎と今は部活中。アーン?部活中に何考えてんだって?俺様に文句付けんじゃねぇよ。思想は個人の自由だ。
さて、そろそろ休み時間にするか・・・


「おい!テメェら!休み時間にする!上がれ!!」

「「「おっしゃーー!!」」」




























『でねぇー?』

「マジかよ!!」


そんなこんなで今は休み時間なんだが・・・
やはりアイツは人気者だからな。
周りにはいつものメンバーが・・・


『あ、そうそう!!』

「どしたん?」

『あのね、私って一人暮らしじゃん?』

「あーそうだったな〜クソクソ!侑士と同じく羨ましいぜ!!」

アハハと笑う麗奈やっぱり笑ってる方がいいな。

『せっかくの夏休みじゃん?』


「そうやね〜…また跡部んちでも行ってお泊まり会でもしよか?」

「バカ言え。またむさいお泊まり会かよ」


実は去年レギュラー陣でお泊まり会をしたしたんだが、
俺達は顔はいい方だけどな、まぁやっぱり男だけだとむさいんだよ!そこら辺の男子よかマシだけどな!!


「別にええやん広いんやし」

「じゃあまたお泊まり会しよーぜ、ゆーし!!」

「おん。」

『あー…うん。良いねお泊まり会;』

「「「!!!」」」


「じゃ…じゃあ麗奈も来いよ!!」

「そうですよっ!是非いらしてくださいよ!!」

「そうだよ!跡部んち広いぜ!マジマジスッゲーよ!」


なっ!?いいぜ!全然平気だっつうの!!むしろ大歓迎!


『あっ…ち、違うの!!そうじゃなくて……』

「遠慮すんなって!!」

「あぁ!俺様は別に構わねぇぜ?」


来いよ!むしろ来てくれ!


『じゃ…なくってね!!』

「ど…どしたん?」

『えっ…あ…その……///』

「何だよ?聞いてやるから話せって」


まさか俺様の言えは嫌だとか?……ま……まさか……な?


『あっあのね!それも…もちろん嬉しいし行きたいんだけど!あの……』

「「「??」」」

『ひっ……暇なのね?』

「あっ…あぁ;」

「まぁ、確かに一人暮らしやもんね」

『あ…あの……それで…よかったら……私の家に……』


「「「!!!??」」」


なんだってぇぇぇぇぇぇー―ー―!?!?!?!?

アーン!?幻聴かっ!?



『そのっ…やっぱりせっかくトリップしてきたから…思い出作りと言いますか……////』



なるほどー―!!!!

りょーかいしましたぁぁぁー―!!!!!!

って顔を全員してやがるぜ…
チクショウ!考える事は一緒ってか……!!
どうする?きっと定員一名だろ??


「ふふふ……どーせ自分らも同じこと考えとるやろ??」

「あぁゆーし……きっと同じだろうな……」



死ぬ気で勝負だっ!!!






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