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□跡部景吾が庶民にチャレンジ!
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激闘の末、勝ったのは……


















「俺だ!」


『あ…そうですか///』

「アーン?嫌か?」

『いっ!いえ!滅相もない!嬉しいなぁ〜♪』

「ふっ…そうだろ…」

「姫さん…それホンマ?」

『えっ?あ、うん!誰でも嬉しいですっ!』


……誰でも…………orz



ってコイツらも同じこと思っただろうな( ̄▽ ̄;)
仕方ねぇよ…まだファンって事を喜ばねぇと!どーせアイツの本命は手塚だろ…ケッ!
だが!俺様は諦めねぇぜ!?
俺様を本命にさせてやる!!



『あ、跡部……』

「あ?なんだ?」

『私んちそんな広くないからね?そんな美味しいモン出ないよ?それでも平気??』



――ッ!

あっ……たりめぇだろがぁぁぁー―ー―!!!!!
俺は今、二人っきりって事でさえ満足だっつのにそんな……


「大丈夫に決まってんだろ!」

『そっ…そう;ありがと』

「いいなぁ〜跡部!羨まC〜!!」

「けど、どーせ姫さんは青学んとこの部長さんのがええんやろ??」

『えっ…そ…そんなことないよっ!///』

「「「なぜ照れる?」」」

『うっ……;///』



なんだかな〜…手塚はテニスのライバルだったのが恋愛ですらライバルになっちまったぜ;
だが、勝つのは俺だ!



『あっ…あのね?』

「んあ?」

「ぶっ!ぎゃははっ!跡部なんだよその声!!」

「………」


し…仕方ねぇだろっ!考え事してて不意討ちだったんだからよっっ!!!////


「……で…何だよ?//」

『あははっ!……ごめん//』


コイツ!!
早く話を進めてくれっ!


『お泊まりなんだけど、金曜日からだけど平気?』

「あぁ。」

『で、二泊三日♪』

「わかった」
















ああぁあぁああぁー―!!!!なんだその笑顔!
俺様が自信ない訳じゃねぇけど期待しちまうっ!
だぁー!勝つのは俺だ!





『楽しみにしてるね!//』

「あ…あぁ!」
















…ヤベェ、
楽しみだ……///





 
























んで、今日が待ちに待った
金曜日!!
あぁぁぁー―!!
もうキャラ崩壊とか
気にしてられねぇ!
だってさっきからにやけが止まらねぇっ!くっ…
落ち着け…俺………
















確か麗奈の家はこの辺のはず……あ、このマンションか。10階だったな。




…………えーっと………
…………アーン?
なんで開かねぇ?
自動ドアじゃねぇのか?



















From:跡部
Sub:悪い…
下の扉が開かないんだが…
どうしたらいいんだ?
自動ドアじゃねぇのか?





From:麗奈
Sub:跡部……^^;
あははー!!
止めてよっ!wwwwww
冗談キツイ(笑)
下の扉はオートロックだから
インターホン押して?
そしたら開けられるから!


















インターホンって…
あぁこれか?


………は?
どうやって使うんだっけか…
知ってる。知ってんだが…

ああっ!クソッ!
普段樺地に任せてるからな…;


















『…跡部遅いなぁ』

ハッ!もしかして
インターホンの使い方わかんないとか!?




…………………



あははははー―!!!!

止めてよー―!!!!!
ホントおかしいっ!
迎えに行ってあげよwwww


















メールしねぇとヤベェな…;



『あ、おはよー!は…早いね;』

「……麗奈か……;」

『ふっ!ふふ……』

「………?;」

『やだもー!もしかしてさ…インターホンわかんなかった?』

‐沈黙‐


「そ…そんな訳ないだろ?アーン?」

『ふふっ…じゃ行こうか!』

「あ…あぁ;」






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