玄馬の約束

□桜川。
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(ここが風林館高校ねぇ)


???「オイ!!早乙女乱馬はどこだ?」


生徒(以下生)「早乙女ぇ?早乙女ならあそこに…」


指を差した先を見ると、おさげの赤いチャイナ服を着た男子生徒が走っている



それを見た彼女は、スタスタと歩いていき、乱馬から約5m当たりのところで立ち止まった


???「あんたが早乙女乱馬か?」


乱馬(以後乱)「そうだ」


???「あたしの名前は桜川明依羅。」


乱「桜川ぁ?どっかで聞いた事あるような…」


あかね(以後あ)「乱馬ったら、もう忘れちゃったの!?この前、止水桶とかいうやつ懸けて戦った女の子の苗字よ」


明「ほう…柚月と戦ったのか」


乱「お前はあいつとどう関係があるんだ?」


明「柚月の姉だ」


乱「美也子とか言ったっけ?そいつは?」


明「いちいちうるさいヤツや…」


明「見て、分からんか?」


乱「別に」


明「あいつらは姉妹。そしてお前らより2歳ほど年下だ。そして、身長も低い」


乱「結局、お前は俺らと同じくらいの身長だから姉に決まってるだろう。と言いたいのか?」


明「そうだ」


乱「ほんで?あんたの目的は?」


明「お前、早乙女乱馬はあたしの許婚だと親に聞いたもんで、腕試しってわけだ」


乱,あ「許婚ぇ!?!?」


あ「ちょっと、乱馬!!どういう意味か、説明しなさいよ」


乱「説明って…知らないもんわ知らないんだよ」


明「と、ゆーわけで手合わせだ」


と言って、乱馬に明依羅は仕掛けてきた


乱「おっと」


明「ちょこまかと逃げんじゃねぇ!!」


もの凄い大声だ



!!

この言葉に一同は、背筋がゾクっとした


そして明依羅は

「猛虎開門破!!」


さっき明依羅が言った「ちょこまかと逃げんじゃねぇ!!」は、技の一部だったのだ


乱「うっ」


明「金絲緊縛翔!!」


(そうか…さっきの猛虎開門破とやらは、山千拳か海千拳の一部らしいな…)


明「毒蛇探穴掌」


(おぇっ…さすが姉だけあって、キレがちげーな…)


明「なんや、早乙女乱馬、これで終わりか?」


明「家も舐められたもんやなぁ」


(舐められたぁ?あのクソ親父がまた何かしたのか?)


明依羅の手が緩まった


乱「火中天津甘栗拳!!」


明「白蛇吐信掌」


乱馬は服が脱がされ、パンツだけになっていた


あ「あんた、何してんのよ!?」


明「見たか?これが本物の白蛇吐信掌だ!!」


(まぁ、お前の親父には劣るがな)


明「鬼神来襲弾」


乱馬にカマイタチが飛んでくる


乱「おっぉい、やめろ!!」


乱「猛虎高飛車
もうこたかびしゃ
!!」


シュゥ…

猛虎高飛車が撃てない

乱馬の気持ちが負けているからだ


乱「っく…これでどうだ!!獅子咆哮弾猛虎高飛車ぁーー」


明「さすがだな…負けたよ」


彼女は去っていった
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