short
□熟睡願望。
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バチン!
『終わりー。』
最後の冊子を作り終え、
予備も含めた15部の冊子をまとめる。
「ありがとう侑花。本当助かったよ。」
『いえいえ!これくらいならいつでも手伝うから!
奥村君が少しでも大変じゃなくなるなら何でもやるからね!』
何でもヤ……って馬鹿野((ry
あぁ。可愛らしすぎる侑花を抱きしめたい…でも抱きしめたら怒るだろうか……
いや、侑花は冷静かつ優しいから受け入れてくれるだろうが、以後、さりげなく避けられそうだ……
それは絶対に嫌だ。
「ありがとう///じ、じゃあ…ベッド……行こうか////」
…待て。
なんかこの台詞怪しくないか!?
『うん。私が下?』
ぶっ/////
ちょっ////
侑花が下で僕が上って////
………ってベッドの方か!
僕としたことが…
何を考えてるんだ!
「う、うん。下の段が兄さんのだから…」
『わかったー。じゃあお邪魔します…』
ベッドに入り寝る準備万端な侑花を確認し、
電気を消した。
何事もなく夜は明けるはずだった……