英西

□歪んでいても。
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太陽が欲しかった。いつも明るく輝いて、周りを暖かくする、太陽が。
ずっと、ずっと手に入れたくて、手を伸ばして掴もうとするけれど、やっぱり雨と太陽は一緒になれることはなくて。
それでも、欲しかった。自分だけの太陽が。



『なあ、お前何でいつもそんな所におるん?一人でおっても楽しくないやろ。こっちで皆で仲良うしよ!』

『アーサー、ちょうどええところに!今皆でサッカーやってたんや。お前も混ざらん?』


お前にとって“俺”ってなんなんだ?大勢の中の一人だなんて嫌だ。



『2人よりたくさんの方が楽しいやんか。皆めっちゃええ人やで?』


どうしてそんな事を言うんだ。俺にはお前だけなんだ。必要なのは、お前だけ。


『お前のことは好きや。けどな、皆のことも大好きやねん』


どうして俺だけのために笑ってくれないんだ。
俺はずっとお前だけを見ているのに。
お前と仲良くする他の奴らなんて、消えてしまえばいい



『あいつらの事を悪く言わんといて。悪友、なんて馬鹿にされるけど、俺にとっては大切な友達なんや』


そんなにあいつらの事が大事なのか。
どうして俺の気持ちを分かってくれないんだ。
愛すれば愛した分だけ、相手からも愛が返ってくるんじゃないのか?



『…悪いな、カークランド。仲間を悪く言う奴とは、俺は仲良うするんはできんわ。そんな奴やとは思っとらんかった』


お前まで俺から逃げていくのか
やっぱりあの笑顔は偽りだったんだ


太陽と雨は決して相容れない。分かり切っていたことじゃないか。
何を期待していたんだ。
手に入らないものは、力ずくで奪い取る。そうやって今まで生きてきたんだ。
相容れることがないのなら、無理矢理そうしてしまえばいい。

他の奴らになんて、絶対に渡さない。
太陽は…カリエドは、俺だけのために笑っていれば、それでいいんだ。
沈まない太陽ならば、この手で沈めてしまおう。誰の目にも触れないように。



光を失った翡翠の目をしたあいつは、檻の中でいつも言うんだ。


『可哀想な奴やな…お前』










…うわあああああなんだこれ!!!

ヤンデレで変態眉毛を書きたかったのに…
これじゃただのマジキry

これが初書きクオリティ(キリッ←
 

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