銀魂小説2

□これが俺なりの愛の形。
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沖田の思い切った“行動”は、土方をやっぱり驚かせるのだった。


「土方さん・・・・俺、あんたが好きなんでさぁ……」



「それって首に刀を当てて言うせりふ!?」


あくまでも“言動”ではないのだ。


土方を驚かせるのはいつもこの素っ頓狂な“行動”。


「わかってねぇな・・・・・・・

これが俺なりの愛の形なんでさぁ。」


依然として沖田は土方の首からは刀を離さない。


わかっていないのはどっちなのだろう。



「・・・・・・・・・総悟、俺も好きだ。」



土方は、わかっていないわけではない。


そんな沖田の行動までも、土方にとっては愛しい彼の一部だということなのだ。



「それが聞けたらもう悔いはねぇや。
サヨウナラ、土方さん。」


「だからどうしてそこで俺を殺そうとするの!?

おかしいよね!今って心が通じ合った感動的な瞬間だったよね!!」



あくまでも“言動”ではないのだ。


土方を驚かせるのはいつもこの素っ頓狂な“行動”。




























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