帝光高校、バスケ部。

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あなたのことが、
好きだから・・・

どうしても

「桃!ご飯を食べるのだよ」
「桃ちん、屋上いこうー」
「桃、今日は俺の隣で食べるっス!」

睨んでしまう。

「てっちゃん〜てっちゃんも一緒に食べるよね?」
「はい、ぜひ」
「うぉ、テツ顔怖ぇえー」
「何いってるんですか青峰くん。」
「無表情でもわかるっつーの」

だけど、みんなだから許してしまう。
みんな以外は、絶対に近づかせませんよ

「ほら、せいくんも行こう!お昼だよ−っ」
「あー、はいはい、今いくよ」
「てっちゃんもはやく!」
「はい、今いきます」

優しく微笑むと、桃も笑い返してくれる、
その表情がたまらないんです。

「てっちゃん、手ぇつなごお!」
「え、はい」
「あれあれ、桃、おんぶじゃないっス」
「てっちゃんだから、いいの。」
「桃、それ僕が背が小さいって言いたいんですか」
「でもさ、黒ちんと桃ちんでも身長差ひどいよ?」
「わ−っっ!あっちゃんのバカぁぁ」

何気に嬉しいですね・・・
桃の身長に感謝です

「今テツガッツポーズしたよね?いや、したよね!??」
「桃さん、僕はそのままの桃が好きですよ。」
「てっちゃん・・・」
「逆にあんな巨人たちみたいになられても困りますし・・・」
「巨人たちってなんなのだよ!!」

道いっぱいに広がってギャアギャア言う僕たちは
回りからみたらすごいんだろうな・・・

しかもほぼ巨人!

「屋上とうちゃーくっ!」
「桃、俺の隣くるっス!」
「ほら桃、変人の回りいるとうつるから俺のひざにこい」
「お菓子あげるからこっちおいで、桃ちん」
「いや、俺のとこにくるのだよ!」
「間をとって俺だろ」
「えぇ−っ・・・」

あ、困ってる
これはもう仕方ありませんね・・・

「じゃあてっちゃんの隣〜♪」
「はい、どうぞ」

「なんなのだよー・・・え」
「明日絶対隣っスか・・・え」
「どうしたんだ・・・え」
「なんで?」
「「「「「俺の弁当がなぜ白飯だけなんだ」」」」」
「桃、今日はオードブルです。」
「わあ〜」
「いっぱい食べて大きくなりましょうね」
「いただきま〜んぐぅ、」

緑間くんが桃の口を塞いでる
触れてる、ですが

「待つのだよ」
「これからの午後を殺す気か?」
「てっちゃ、」
「・・・みんなが桃をとるのが悪いんです。」
「黒ちんの影の薄さには慣れないね〜」
「黒子っち怖いっス・・・」

(((((こいつ、気をつけよう・・・)))))



わざとではありません。
(せっかくのオードブルー)
(桃、また今度どっか連れていってあげるっス)
(ということは俺らももちろん、いるのだよ、バカめ)

 

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