みつどもえ部屋
□どっち?
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「うー・・・」
今日はふたばが泊まりに来ている。いくら幼馴染とはいえ小6で男子の家に泊まりに来るふたばを不安に思いながら
リビングに行こうとしていると、風呂場の前でふたばのうめき声が聞こえた。
「?ふたばー?どうかしたのかー?」
「あっしんちゃん!申し訳ないんスけど小生のお泊りセットをもってきてほしいんスけど・・・だめ?」
「いやべつにいいけど・・・」
「ありがとう!!ごめんね?しんちゃん。」
「おう。」
階段を上がり、自室に戻り、ふたばのお泊りセットを取って来た。
どうせふたばのことだ、なにか忘れたんだろう。
「ふたばーもってきたぞー」
「おお!ありがとー!しんちゃん!」
「ほらよ・・・ってあぼぼぼぼぼぼ!!!!!どっドドドドドドア開くな!タオルをまけ!!!!」
「やだなしんちゃんー小生ちゃんとパンツはいてるよ!」
「上!うええええええ!!!」
「!?だめええええ!!しんちゃん見ないでほしいッス!!は、はずかしいよぉ…」
よし、俺は冷静だ。しずかに風呂場のドアを閉めた。
「うううぅぅ…見た?しんちゃん見た?」
「みっみて…ない…」
といいつつみえるよなぁ・・・
「とにかく!早く入れ!」
「わかったス…」
あああああああああ!!!びっくりした…。
まったく…ふたばも気をつけろよな・・・はぁ。
「あら?やだ信也!鼻血でてるわよ!だいじょうぶ!?」
「え!?ちょ!え!大丈夫だから!!」
そう叫んで自分の部屋に駆け上がった。