天空の花嫁と幻の姫君
□新大陸!
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アベル「じゃあこっちも紹介しないとね…皆!
ちょっと良いかい?」
《ワラワラワラ…》
アベル「じゃあ紹介するよ。
スラリンにマーリン、アーサー、ピエール、コドラン、イエッタだ。
モンスター爺さんの所にはサボやドラリンも居るよ」
『皆、お互い仲良くしてね』
スラリン「アベルのお姉さんって、やっぱりマーサに似てるよね〜」
『母上を知ってるの?』
スラリン「うん!
僕とピエールは元々マーサと一緒に居たんだ!
でもパパスさんにマーサを取られてね…僕は諦めたけど、ピエールは…」
『…諦めきれず追いかけたって訳ね』
スラリン「うん…」
アベル「ラインハットで父さんと決闘したから慌てたよ…」
『(クスッ)』
ピエール「仕方ないですよ…何せ、マーサを連れ去ったんですから…」
『母上の事好きだったの?』
ピエール「!…//」
『良いなぁ母上は…こんなに慕ってくれる奴が居たんだから…。
まあ妾も似たようなもんだが…(笑)』
アベル「(笑)
っと、情報収集しなきゃ…」
『それならこの一ヶ月の間に大概は済ませといたぞ?』
アベル「助かる!
なんか良い情報あった?」
『西のルラフェンとかいう街で、古代の魔術を復活させようとしている爺さんが居るとかいう情報ぐらいだな…』
アベル「そっか…とにかく行ってみよう!」
〜道中〜
モンスター「「ガヴッ」」
【モーザ達が現れた!】
アベル「ていっ!」
【アベルの攻撃!
モーザAに30のダメージ!】
『バギクロス!』
【ライラはバギクロスを唱えた!
モーザAに60のダメージ!
モーザAを倒した!
モーザBに59のダメージ!
モーザBを倒した!】
【モーザ達をやっつけた!
それぞれ120の経験値を獲得!
33ゴールドを手に入れた!】
『ふぅ…』
アベル「姉さん強いね…」
『今までモンスターの上に立ってきたからな…この位はやれんと部下に見下されるのだ…』
マーリン「アベルさんよりお強いとは…いやはやお見逸れしました」
プチコロ「あ!街が見えたよ!」
『あれがルラフェンだな…』
〜ルラフェン〜
男「全くべネット爺さんは何を研究しているんだか……。
煙ったくてしょうがないやっ。
ごほんごほん……」
『あの家のようだな…』
ベネット「何じゃお主ら…まさかお主らも煙たいとか文句言いに来たんじゃなかろうな?」
『いいえ…ただ、何の研究をしているのか気になって…』
ベネット「そうかそうか。お主、なかなか分かる奴じゃのぅ。ならばちと手伝ってくれんか?」
アベル「何をすれば良いでしょうか…」
ベネット「ふむ…この地図を見なされ。ほれ、此処が今儂等の居る街じゃ。
此処から南西に行った所にルラムーン草という草が生えておるんじゃが…それを取ってきてもらいたいのじゃ。
ルラムーン草は夜にボウッと光る草らしくての…ま、光る所を見てきてくだされ」
『分かりました』
〜飛ばします〜
―ゴゴゴゴ…―
ベネット「ふむ……おかしいのう…。儂の考えでは今のでルーラという昔の呪文がよみがえるはずなんじゃが…。
お前さん、呪文が使えるようになってないかちと試してくれんか?」
アベル「あ、はい…」
『皆、アベルに捕まっとけ…どこにとぶか、わからん』
【アベルはルーラを唱えた!】
ピュンッ
ピュンッ
『…あっちゅー間に着いたな…ラインハットに』
スラリン「でもなんでラインハット?」
アベル「ヘンリーに、どうしても《おめでとう》を言いたくてね…」
『ああ…結婚したって噂か』
プチコロ「なら早く行こ?」
兵士「ここはヘンリー様と奥様のお部屋。
無用の者は……」
『コホンッ
この方はヘンリー様の友だ。
どうか通されよ』
兵士「!貴方はアベル様!!
どうぞお通り下さい!」
『ったく…』
アベル「あはは…」
カチャッ
ヘンリー「こいつは驚いた!アベルとライラさんじゃないかっ!
随分お前の事を探したんだぜっ。
うんその……。
結婚式に来てもらおうって思ってな。
実はオレ結婚したんだよ!」
マリア「アベル様、そしてライラ…お久しぶりでございます」
ヘンリー「わははは!
と まあそういう訳なんだ。
もしかするとマリアはお前の方を好きだったのかも知れないけど」
マリア「まあアナタったら……。
アベル様にはこの先相応しい女性がきっと見付かりますわ」
ヘンリー「とにかくお前等姉弟に会えて本当に良かった!
また何時でも来てくれよ?待ってるからさ…」
『ともかくも一回ポートセルミで情報収集だな…』
アベル「だね」
【アベルはルーラを唱えた!】
ピュンッ
ピュンッ
『さて…』
男「た、助けてくんろー!」
アベル「!?」
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