夢小説置き場
□姉崎まもりの策略/蛭魔
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まもり「桃香ちゃーん、戻っ…
あの子、蛭魔くんの机で何かしてるわ。幸い気付かれてないみたいだし、ちょっと様子見ね…
桃香「蛭魔がいない時のために書いた手紙…直接はやっぱり無理だから書いてはみたものの…はぁ。」
なに?蛭魔くんの机に手紙を…?もしかして、桃香ちゃんも蛭魔くんが好きなのね…いいわよそんな手紙捨ててやるわ
桃香「でも、やっぱり蛭魔は私と違って要領が良くて美人なまもり先輩の方がいいに決まってる。それに…幼馴染のこの関係が壊れるのが怖い。諦めよう…」
ふふ…わかってるじゃない、懸命だわ。
それにしても独り言の多い子ね、いい事思いついたわ…
まもり「桃香ちゃーん、帰ったわよ
桃香「まっまもり先輩」
まもり「ん?どうしたの慌てて。何か隠してるみたいだけど」
桃香「べ、別になにも…っ」
まもり「いいから出しなさいよ!!!」
無理やり手紙を奪ばれ混乱しているとまもり先輩が口を開いた
まもり「さっきの独り言、ぜーんぶ聞いてたのよねぇ」
桃香「ぇ…?」
まもり「この紙、私が蛭魔くんに渡してあげるわ。きっと驚くでしょうね…なにより迷惑に思うに違いないわ。」
桃香「そ、そんなことっわかってます!だから、返してください!渡す気は無いんです…っ!」
まもり「なら、私の言うことをききなさい。渡されたくなければね…クスッ」
桃香「わ、わかりました…。」