夢小説置き場

□悲しみさえ等しく照らす/ブルック
2ページ/2ページ


桃香「好きよ、ブルック」

ブルック「私もです、桃香さん。」


細い腰を折り曲げると桃香をそっと抱き締める。

桃香「ふふっ」

嬉しそうに微笑む桃香。


ブルック「あ、桃香さん背伸びしなくても大丈夫ですよ」


桃香「だってブルック、大きいから。」


ブルック「ヨホホ、桃香さんも小さいですしね。」


桃香「ブルック、目瞑って。」


ブルック「?はい。ってあれ私、目ありませんでした」


桃香「あははっそうだったわね。じゃ…」


そっと目の辺りを手で覆われ視界を奪われる。

その瞬間、頬の辺りに柔らかいものがあたる感触がした。


桃香「もう見ていいわよ」

ブルック「桃香さん、なにを…」


桃香「頬にキスしただけよ」


ブルック「…っ///桃香さん、大好きですっ!」





本当は私が、貴女の


指に、

髪に、

頬に、

唇に、


キスしたいのに。







ああ、いつか―


なんて。
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ