夢小説置き場
□悲しみさえ等しく照らす/ブルック
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桃香「好きよ、ブルック」
ブルック「私もです、桃香さん。」
細い腰を折り曲げると桃香をそっと抱き締める。
桃香「ふふっ」
嬉しそうに微笑む桃香。
ブルック「あ、桃香さん背伸びしなくても大丈夫ですよ」
桃香「だってブルック、大きいから。」
ブルック「ヨホホ、桃香さんも小さいですしね。」
桃香「ブルック、目瞑って。」
ブルック「?はい。ってあれ私、目ありませんでした」
桃香「あははっそうだったわね。じゃ…」
そっと目の辺りを手で覆われ視界を奪われる。
その瞬間、頬の辺りに柔らかいものがあたる感触がした。
桃香「もう見ていいわよ」
ブルック「桃香さん、なにを…」
桃香「頬にキスしただけよ」
ブルック「…っ///桃香さん、大好きですっ!」
本当は私が、貴女の
指に、
髪に、
頬に、
唇に、
キスしたいのに。
ああ、いつか―
なんて。