オレンジガール

□prologue
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神の子、王子様、上辺だけのステイタスは彼女には全く関係なかった、幸村精市という人の人間として



最初から見ていてくれた数少ない女の子、それが##NAME1#だった。


それに雅に恋してからというもの、恋愛に対してこんなに不器用だなんて、初めて知った



好きな子に心にもない暴言を吐いて、自己嫌悪を繰り返すことになるなんて、この頃の俺は知る由もなかった。



自分は好きになった子にも優しく出来ると思っていた、上辺の俺に全く興味のない雅に出会うまでは、



彼女に惚れ込み、追いかけて追いかけて、まさかテニス部に囲い込むような真似をするとは、自分でも想像出来なかった
 

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