番外編

□梵仏編-6
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「明日は休みが取れたんです。ですから今夜は手加減なしで一晩中貴方を愛してあげましょう」



笑みを刻む梵天のその言葉に、シッダールタはビクリと身体を震わせる。



「……ぁ、」



昨日の情事が蘇り、ぎゅっと自身の体を抱きしめた。



元は男だったこの体を術で無理やり女性に作り替えられてから、数を数えるのもおぞましいくらい何度もこの体を求められた。



「さぁ――」



梵天の胸に引き寄せられたシッダールタは、恐怖にぎゅっと目を閉じたのだった。
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