―Novel―

□みんなの治ちゃん
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ガゼル「ハァ…」

バーン「フゥ…」

レーゼ「?」

グラン「どうしたの君達?
二人揃って死にかけの
アリンコみたいだよ」

ガゼル「アリンコだと?
失敬な!!!」

バーン「アリンコはテメェだ
ガチホモストーカー野郎」

グラン「心配してやったのに
この仕打ちとか…」

レーゼ「今のはあなたの
せいではないでしょうか?」

グラン「まぁレーゼの
かわいさに免じて許してあげる」

ガゼル「恩着せがましい奴め
脳内出血起こして死ね」

バーン「レーゼのかわいさとか
関係ねぇだろクソビッチ」

グラン「なんなの?!
もういや!!話すたんびに
ボクのピュアハートが
ズタボロにされるんだけど!!
もういや!!」

レーゼ「ガゼル様とバーン様は
一体何についてそんなに
悩んでおられるのですか?」

ガゼル「デザームについてだ」

レーゼ「デザーム様?」

バーン「あぁそうだ」

ガゼル「アイツってノンケ
だろう?というかノンケに
決まっている!」

バーン「つまりは処女って
こったろう?」

ガゼル「わたしとバーンは
デザームが好きだ好き過ぎて
グラン化するくらい好きだ」

グラン「ちょっとグラン化って
何?何なの?」

バーン「テメェみてぇーに
なることだ」

レーゼ「ガチホモストーカー
下着ドロボーになることですね」

グラン「え?レーゼ?
さっきバーンはそこまで
言ってないよね?
絶対下着ドロボーは君が
付け足したよね?」

バーン「アイツの処女を
どっちがとるかで悩んでんだ」

グラン「なんで無視するの!?
君達さてはボクのこと
嫌いでしょ?!
そうなんでしょ?」

レーゼ「デザーム様の処女を
どちらがとるかで悩んで
おられたのですね…」

ガゼル「どっちがデザームに
相応しいと思う?!」

レーゼ「そういうことは本人に
決めてもらうのが一番かと」

バーン「そうだよな
でも前言ったら二人とも
断固拒否されちまってさ」

ガゼル「強姦覚悟で襲う気だ」

レーゼ「…(デザーム様
お気の毒に)」

グラン「デザームの
どこがいいわけ?
全然かわいくないじゃん彼」

ガゼル「見た目だけで
判断するなピッチリユニフォーム
野郎!!!!!!」

バーン「そうだそうだ!
そんな性格だからバレンタイン
瞳子からのチロルチョコ
一個だけなんだよ」

グラン「やめてぇぇぇ!
このユニはボクのセンスじゃ
ないもん!デザームだって
ピッチリじゃんか!
チョコは嫌いだからいいんだもん
チロルチョコ一個で
大満足だもんんんん!」

レーゼ「一体どこが
お好きなんですか?」

ガゼル・バーン「押し倒したく
なるようなあの腰!
雪のように白い肌!
モフモフしてそうな髪!
あの低音のイヤらしい声!」

レーゼ「もういいです
お二人の想いは伝わりました」

ガゼル「それでどちらが
デザームのはじめてに
相応しいと思う?!」

バーン「決めてくれないか?」

レーゼ「もういっそ
二人でヤッちゃたらどうですか」

ガゼル「なっ!
ナイスアイディアだ!!!!」

バーン「そっかつまりは
そういうことなんだな」

そして二人は例の
エイリア走りでデザーム様の
部屋に駆けていった

デザーム様ごめんなさい

ー終われー
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