夢小説2
□球磨川わず!
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球磨川は死んだ
朝ベッドに寄りかかったまま寝ていたら善吉に叩き起こされた
なにか焦ったように腕を掴み上げられた
「お前…」
「あ?お前学校はどうしたよ」
「それは球磨川だよな」
ベッドに横たわっている白い布を被せてある物体を指差した
布を捲ると死んではいるがあいかわらず綺麗な顔をしていた
「そうだよ」
「お前がやったのか…?」
「追いこみはしたかな?」
「殺されるぞ…めだかちゃんに」
「のわりにお前は普段通りに見えるけどよ、どうなんだよ実際」
「…お前も球磨川も元々信用してないからな」
「ふぅん。そんでお前はわざわざサボってなにしにきたわけ?」
パタンと携帯を閉じる善吉はなにか思い詰めたように視線が不自然だった
下を向いていた顔を一気に上げて口を開けた
「お前の退学処分が決まった」