夢小説2

□俺がいなきゃあ始まんねぇよな
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「…球磨川ァ、ココア買ってこいや」


ガタン


「『うん!』」


「二十秒以内な」


「『守れたらご褒美ちょうだいね!』」


ガチャン!


勢いよくドアが閉まる
やっぱり仕事で疲れた後には甘いものだよなァ
う゛ーん、と伸びをするとめだかちゃんがつかつかと寄ってきて"がつん!"殴った


「うわいって!なんだよひっでーなァ」


「酷いとは貴様のことを言う。琉茅」


「おいおいおい。俺ァ二年生だぜ?1話目の紹介文にちゃあんと書いてたじゃねーか」


「出鱈目だな」


ヒュンと風を切る音がしてめだかちゃん愛用の扇子が目の前にある
つまり鼻の先に扇子が立ってるわけで…ホントに嫌味な女だ


「はいはいはい。嘘で〜す」


「全く貴様と言う奴は」


「『琉茅ちゃ〜ん!』」
「『時間ぴったしでしょ?』」


「…おせーよぶっ殺すぜ」


ギロリと睨むとめだかちゃんに殴られた
阿久根も喜界島も呆れて黙々と仕事してるけどホントいったいんだからなコレ



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