夢小説7

□ハッピーバースデー
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「なんでさ、誕生日って毎回同じなの?」
瑠茅が机を叩いて嘆いている。
まぁ、いつもの光景だ。
「『だって誕生日って毎回同じ日じゃん』」
珍しく正論な球磨川。
「ちがーうっ!」
バシンと机を叩いて今度は立ちあがる。
「私の誕生日はいつ?」
「『夏休み真っ最中』」
「でしょお!?家族以外に面と向かって言われないなんて悲しすぎるでしょ!」
なんて今更な…つーかそんな事言ったらキリねぇだろ。
俺はため息を吐いて携帯を取りだした。
「瑠茅」
「なに」
「お前の誕生日には携帯で祝ってやる。それが不満なら家にも行って祝ってやる。だから
仕事しろ!!


俺の雷が落ちた所でこの話は幕を閉じた。




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