5つの宝島

□恋しちゃったかも・・・・?(フニ×ホンギ)
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宿所に戻った後急にアイスが食べたくなってコンビニへ行った俺。
新発売のアイスを食べようと鼻歌混じりにリビングに足を踏み入れると、ソファーで寝ているホンギが・・・・。

せっかくホンギの分も買って来たのに・・・。
何時も自分の分だけ買って帰ると、必ず「俺にも寄こせ」って半分は横取りされる。今日は横取りされない様に2つ買って来たのになぁ。
はぁっ・・・
「寝てんのか・・・・」

ホンギの寝ているソファーに近付き、ソファーの横に正座して座ると、起きないかな?と思い顔を覗き込んだ。
う〜ん・・・普段の俺様ぶりとは違い、何て可愛い寝顔なんだっ!!
閉じた瞳は長い睫で縁取られ、頬に陰を落としている。それはまるで女の子の様で・・・何だかドキドキしてきたぞ?

丸い可愛い鼻から目線を落として行くと、今度はプニっとした柔かそうな唇が・・・・
「ゴクッ!」
ハッ!!俺とした事がっ!!ホンギの唇にそそられて、のっ、喉を鳴らしてしまったっ!!
まさか誰かに見られてないよな?
慌ててキョロキョロと辺りを窺うと、キッチンの方から俺を不審そうに見ているウォンビンと目があった。(汗)

ウォンビンはニヤッと笑うと俺達の方に近付いて来た。
そして俺の横に座ると、寝ているホンギの頬に手を伸ばす。
「フニっ、触ってごらん。ホンギのホッペスベスベで気持ちいいから・・・。ついでに言うと・・・・・」
そこで言葉を切ってまたニヤッと笑ったウォンビンを、何?って意味をこめて首を傾げながら見つめた。
「チュッvv」
えっ?
目の前で起こった事が衝撃的過ぎて呆然とする俺に、
「ホンギの唇は美味しいよ。起きてる時は比べものにならない位美味しいけどね」
そう言い残して自分の部屋に戻ってしまった。

えっと・・・・ウォンビンはホンギとキスしたのはこれが初めてじゃ無いって事で・・・。え〜っとぉ〜・・・起きてる時って事は合意の上でっ!!

驚いた俺は、キスされてもまだ起きる気配のないホンギに視線を向けた。
クッションを抱えて眠るホンギの唇に視線は集中!何やらむにゃむにゃ言いながら柔かそうな唇は動いていた。
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