5つの宝島

□sexy hooker honggi
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一体こんな時間に何の用なんだ、全く!!
部屋にやっと辿り着いてリビングで話そうと思っていたらホンギのiphoneが鳴った。

-----------------30分前-----------------------
「もしもし?」
Iphoneを持って立ち上がったホンギ。
俺は変だな?と思って電話の向こうの声を聴こうと耳を澄ました。
『まっすぐ帰ったか?』
「え?宿舎に着いたよ」
『本当に宿舎かぁ?どっかの男と一緒じゃないのか?』
は?何この会話・・・?
まるで恋人同士じゃん!?
「ちょっと・・・それ以上何も言うなよ!」
ホンギはチラッとだけ俺を見ると自分の部屋に行ってしまった。

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ホンギがリビングを出て行って一人になった俺は、そのままそこに居ても意味が無いから自分の部屋に居た。
一番新しい彼女を手に取ると、俺はそのボディーを弾いた。
電話の声は間違いなくサンチュさんだった。
あの話の内容からすると・・・2人ってやっぱり恋人同士なのか?
彼女のボディーを弄りながらも頭に浮かぶのは2人の事ばかり。
「ぁっ、ぁあんっ・・・」
えっ?この声・・・ホンギの声?
いったいアイツ、何やってんだ!!
耳を疑いたくなる様な、ハスキーだけど悩ましい声。

隣の部屋から聞こえて来るって事はホンギの声いがいありえないけど、いったいどうしたらあんな声が出るんだ!?
しかもサンチュさんと電話中だったはず。
まさかとは思うけど・・・テレホンSEXってやつ?
俺はホンギの部屋側の壁に耳を着けた。
「ぁぁんっ・・・」
小さいけど聞えて来るエロい声。
声量があるだけにこう言う時の声もデカイんだな・・・。
俺は酷く冷静な頭でそう思った。

止めた、何やってんだか。
壁から離れるとチェアーに座りまた彼女のボディーを抱え直した。
「ホンギに負けずに良い声で啼けよ?」
ほとんど・・・って言うか完璧独り言だな。
新しい彼女はかなりの年代物のおばあちゃんギター。
俺はそれを一心不乱に掻き鳴らした。

でもやっぱり聞えて来る声が気になって俺はギターを置くと廊下に出た。
数歩歩いてドアの前に立ち、ドアノブに手を掛けて捻る。
鍵が締まってたらそのまま部屋に戻ろう。
でももし開いてたら?
心が決まらないまま俺はドアを押した。
「カチャリっ」
音を立てて開いたドア。

「ああっ、んぅぁっ、あっ」
さっきよりもはるかに大きなホンギの喘ぎ声が俺の耳を襲う。
ベッドの上に寝て大きく脚を開き、胸に付きそうな程膝を曲げたホンギ。
その脚の間で蠢く白い物体。
どうやらそれがホンギに声を上げさせている様だ。

夢中になってるホンギは俺が部屋に入って来た事に気付いていない。
それもそのはず、目を閉じて恍惚とした表情を浮かべるホンギ。
手にはしっかりiphoneが握られていて、もちろん電話の向こうからはサンチュさんの声が聞えていた。
俺は何だかそれが凄く嫌だった。

だから・・・・
「ぅっ、ぁああっ!」
ホンギの中で蠢いていた白い物体の代わりに、俺を突っ込んでやった。


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