5つの宝島

□sexy hooker honggi
5ページ/45ページ

「ああっ、ぁあっ!」
蕩けた目で俺を見上げる。
ホンギは俺を拒否する気は全く無いみたいだ。
拒否された所で止めるくらいならこんな事はしてないけど。
メンバー同士でこんな事、それくらいの覚悟がなきゃ出来ないし。

「んっ、ぁあっ、ぁああっ」
俺を受け入れてさっきの玩具より断然良い声上げてるし。
そう思っていたら電話の向こうでも同じ事を思っていたみたいだ。
『ホンギっ・・・善い声で啼いてるな・・気持ちいいか?』
さあどう答える?
俺は笑いながらホンギを見た。
変わらずとろんとした目で俺を見上げながら、
「すげぇっ、気持ちっ、イィっんぁぁっ!」
目を閉じて顎を上げると、とうとう持っていたiphoneを手から放した。
その手は俺の腰に回され、自分の中を穿つ俺をより深くしようと抱き寄せる。

「あっ、ぁああっ」
喘ぎ声の後に声を出さずに口の動きだけで俺の名前を呼ぶ。
聴こえたらまずいから?
その仕草に、俺を見詰める熱を孕んだ瞳に、俺は勘違いをしそうだ。
ホンギが俺を好きなんじゃないかって。
ほんの好奇心だったし、サンチュさんへの嫉妬心からだった。
子供がお気に入りの玩具を取り上げられたみたいな?そんな感じだった。
俺はこいつに何でも話して来たし、こいつも俺に隠し事なんてないと思っていた。
それが違うと分かって悔しかった。
俺の知らない顔があるなんて許せなかった。
その許せない思いをホンギの中に叩きつける。

「ぅっ、イツッ・・・」
思わず顔を歪めたホンギに、電話の向こうのサンチュさんが気が付いた。
『どうした?力が入り過ぎたのか』
「ぁっ、奥っ、突き過ぎたっぁあっ」
あくまでも俺が挿れてる事は言わない気なんだな?
言われた所で俺も困ってしまうけど。
いや、どちらにしろ困るけど、知られても知られなくても。
どんな顔でサンチュさんにあったらいいのか・・・・。
『何考えてんだ?』
口の動きだけでホンギが訊いた。
俺は首を振って「何でもない」と伝えると、また激しくホンギを穿った。

「あっ、ぁああっ、射くぅっ!」
『うっ、俺も射きそうだっ・・・ぁ』
「兄さん、一緒にっ、ぁっ」
俺じゃなくて「兄さん」ね。
こいつはどっちの男とヤッてんだろ?
俺の体を抱き寄せながら他の男とヤッてるんなら許せない。
乱暴にホンギの体を揺らし、自分勝手にその中を濡らした。
そして俺の後を追う様にホンギも俺達の体の間で弾かせた。



次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ