5つの宝島

□sexy hooker honggi
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転がっていたiphoneの電源をホンギに見える様に持ち上げて切ってやった。
「何すんだよっ!人の電話を勝手に切んな」
うるさいなあ・・・・さっきまでは可愛い声出してた口と同じとは思えない。
うるさい口は塞ぐに限る。
ころころ変わる表情を興味深く眺めていた俺は、また何か言おうと動き始めた唇に自分の唇を近付けて行った。
後数ミリで唇が重なると言う所でホンギの掌がそれを遮る。
俺の唇を覆ったままホンギが言った。

「お前おかしいんじゃねえの?キスなんかするな」
は?
SEXはしてもキスはしないって?
そっちの方がおかしいだろ?
「何時もしてるのに?メンバー同士ふざけてキスなんてしてるのに?お前ジェジンと平気でするくせに?何で拒否するんだよ」
何だか頭にきた俺は手首を掴んで自分の口元から退けると、そのままシーツの上に縫い止めた。
バカみたいに熱くなってる俺をホンギは鼻で笑う。
「お前が今しようとしてたキスは、ふざけてする様なもんじゃねえだろ?俺を女の代わりに抱いて、女にするみたいにお決まりの甘いキスとかしようとしてただろ・・・・」
下から俺を見上げる顔がみるみる不機嫌な物に変わって行く。
「・・・・・・そんな物はなぁ、いらねえんだよ。俺が欲しいのは・・・」
まだホンギの中にある、萎えかけの俺を締め付けた。

「ぅっ、何してっ・・・」
俺を咥え込んだ其処はまた蠕動を始めた。
俺を下から見上げるホンギは硬さを取り戻して行く其処と、俺の余裕を失くして行く顔を見て楽しそうに笑う。
「もう1回ヤろうぜ?今度はちゃんとお前に抱かれてやるからさ」
その言葉でさっきの疑問の答えを知る。
さっきまでのコイツの相手は俺じゃなくてサンチュさん。
それなら答えは決まってる。
「明日立てなくしてやる」
「ふんっ、俺をなめんなよ?お前の相手した位でそんなんなる訳ねーだろ」
「そんなにサンチュさんは善いのかよ?」
フル勃起に回復したモノで中を抉ると、ホンギは目を細めた。

「んっ、お前・・・何か勘違いしてねえか?俺は別にサンチュさんと付き合ってねえけど」
動いていた腰も思わず止まる。
「えっ?付き合ってんじゃないの??」
「いいや?俺は誰とも付き合ってませーーーん。で、お前ヤるの?ヤらないのどっち?」
また中で俺を器用に締め付けてホンギが腰を振った。
止めてくれ・・・そのままそれを続けられたら即射きだ・・・。
「ヤるからソレ止めろ」
揺れる腰を押さえ、自分のペースで高みに昇れる様に俺は動き始めた。

「フッ・・・気持ちいいんだろ?」
一瞬笑顔を見せたホンギ。
だけどその笑顔はすぐに消えた。
ホンギの中の俺がそれを許さなかったから。





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