Main 短編

□君に夢中。
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日曜日の昼にバスケをしに公園に行ったら


その女はベンチで難しそうな本を読んでいた。


その姿はクラスメートでチームメイトのあいつに似てるな、なんて思ったり。


でもその女には影が薄いとは言えなくむしろ目を引くほどの美人だった。


『名前はなんだろうか』
『どんな声をしてるのだろうか』


遠目から見るだけで


おかしいくらい心臓がうるさい


その瞳が俺を写したら


バスケ以外に夢中になれるもの。




見つけた






『もう俺は君に夢中』
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