柳くんと柳さん

□君との時間
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次の日の昼休み、約束通り明音くんの分のお弁当を作って一緒にたべる。



中身はというと、だし巻き卵に、エビフライ、ポテトサラダ、ナポリタン、混ぜ込みご飯。



朝早く起きて頑張って作りました。


「あ、このポテトサラダ美味しいです!」


『ほんと?よかったー』


明音くんも美味しいと言ってくれたし、とりあえずよかった。





「あ、あの!」

『ん?どうしたの?』

「明日もその、一緒にお弁当食べませんか?」

『わ、私でよければいつでもいいです!』

「その、明日は生徒会室で食べませんか?」

『生徒会室?』



生徒会ってあれだよね生徒会がいる部屋。

なぜ生徒会室・・・?





「あ、あのですね!と、友達が名無しさんさんを見てみたいって言いまして」

『そ、そうなんだ』

「嫌ですか・・・?」


あう、そんな捨てられた子犬のような目で見ないでください!!


可愛すぎます!



『嫌じゃないよ!!』

もうどこにでもついていきます←


「それならよかったです」

ほっと安心する明音くん。


『うん、その私なんか紹介して平気?』

「名無しさんさんはとっても素敵な人ですから大丈夫ですよ。みんな好きになってくれると思います」

『そ、それならいいんだけど!!』


やばい、顔熱い・・・!!

なんでスラリと素敵な人なんて言えるんだろ!!


「じゃあ明日は教室に迎えにいきますから一緒に生徒会室に行きましょう」

『は、はいっ!!』


なんだろ親に紹介される気分!!



「お弁当、ごちそうさまでした」

いつの間にか空っぽになったお弁当箱。


なんか嬉しい。


『あ、明日もい、いりますか?』

「いいんですか?」

『も、もちろんですっ』

「じゃあお願いします」

『うんっ!』





明日もお弁当がんばろ!


ずっとこんな時間が続きますように。

なんて思ってしまう最近です。





〜君との時間〜







――――――――――――――――

うわああ今回はいつもの倍駄文ですね!
何が書きたいんだろうorz

次回は堀さん達と会う予定です。



2012.1.15



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